あたっくNo.1

昨日は観劇。
ご招待で観れるってんで平日仕事後ダッシュで行ってみました。
大急ぎで劇場に向かって開演前のわずかな時間に腹ごしらえしたりと、9月になるとそんな生活なんだなぁ、いやいや、生活じゃあない、たまにそんな日もあるってくらいで（笑）

劇団EXILE『あたっくNo.1』＠青山劇場

別にEXILEってのに惹かれたわけじゃありません。
「陽だまりの樹」を演出された樫田さんの舞台の再演。
陽だまりのころに樫田さんのブログとかをチェックしてたらこのお芝居のこと書かれていて、ファンの方のコメント読んでとっても気になってました。

戦争ものだけど笑いもある、ってことくらいしか前知識なく観に行ったら、いや～終演時には頭痛くなるほど泣きました。タオル持っててよかった。号泣すると鼻水が止まらなくなるけど、号泣しそうになるのを我慢すると鼻が詰まる。いま口をふさがれたら完璧に窒息するなぁと思うほどの状況でした。

ストーリーを全く知らなかったんで、休憩なしの2時間20分、途中で眠くなったらどうしようかと思ったけど、かなり集中してあっという間だった。
役者さんは男性ばかり12人、なんせ役者さんのことを知らないので誰が誰でどんな役でってのもわからず最初はハナシがわからない。主役が誰なのかも、お芝居の中の会話に出てくる○○さんってのはもう登場してるのか？どの人？みたいな感じ。
セリフも聞き取れないとこがあったりしてちょっとなぁなんて思ったんだけど。。。
一人ひとり個性がわかってくる、キャラがたつっていうのかな、そうなるとさっきまでとは違ってだんだん面白くなってくる。

潜水艦内の男性ばかりのハナシってことで、暴力的なシーンや逆におふざけっぽいシーンがあって最初は本題が見えなかったりもしたんだけど、ある瞬間からもう涙が止まらないんですよー。
重いテーマだからこその前半のおふざけ、あぁそういうことかぁと。
観てよかった。
戦争で英雄になったって、そんなの悲し過ぎる。
ヒーローいらない。戦争いらない。

演出の樫田さんの叔父さんが潜水艦内で書いた日記を元にした作品。
たくさんの人に知って欲しいハナシ、観て欲しい舞台だと思うけど、客入りがいまいち…な感じ。２チーム編成で公演されてて、あたしが観たのはBチーム。AチームにはEXILEの人が出てるらしくそっちは売れてんのかな。
わかりませんが。


「SEMPO」も多くの人に観て欲しいミュージカルっていうか、千畝さんのことを知って欲しいなー。

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