さて、今年もいよいよ始まりました。
Formula1 2011シーズンの開幕でアリマス!
本来なら二週間前にバーレーンで開幕でしたがデモ騒動でお蔵入りとなりオーストラリアで開幕とあいなりました。
さて、今年の展望を!と思ったものの毎年サッパリとあてが外れるので予選を見た感じで今年の期待なんかを書いてみます。
まずは昨年のチャンピオン レッドブル・ルノー
ドライバーは昨年劇的な展開で最終戦にチャンピオンとなったセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェーバー
マシンはRB7で昨年のRB6を正常進化させたって感じかな?テストでもコンスタントに速さを発揮し開幕から断トツ!ベッテルはさらに断トツを上乗せ。
ベッテルの走りに何となくセナの雰囲気にを重ねてみる事があります。今年は昨年以上に手ごわそうだな~。
マクラーレン・メルセデスベンツ
ドライバーはジェンソン・バトンとルイス・ハミルトン
マシンはMP4-26、他とは違ったL字型に抉れたサイドポンツーンが特徴的。
あとはテスト段階では革新的な排気レイアウトにアンダーフロアだったらしいけど、これが失敗で走り込みができず失速・・・。
今年の序盤は中位に沈むのかな~と思いきやテストから開幕までの短い期間で改めて新規にフロア等を変更開発し挑んで結果を出してくるところがこのチームの底力って感じ。
人・金・物の総合力が凄いですわ。
昨年は最終戦を前にドライバーズタイトル争いから脱落しアロンソの影に隠れてしまった二人だけど今年は最後までやりあってほしいな~。
スクーデリア・フェラーリ
ドライバーは現在のF-1では最強と思えるフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサ
マシンはF150 Italia
昨年、レッドブルとのマシン性能の差をアロンソの腕とフェラーリの政治力を持って最後までドライバーズタイトル争いをしていたのはさすがですわ。
たま~にフェラーリあってのF-1みたいな事を言うのが何となくどこぞの球団っぽくてイヤなのですが・・・。
ま、たしかに長い戦歴と伝説があるしオーラはピカイチ!ここは決定的に違います。
テストを見る限りでは今年もレッドブルに対して一発の速さは劣るけどレースペースではうちの方がいいよって感じかな。
メルセデスグランプリ
ドライバーは帰ってきた生きる伝説のミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグ
マシンはW02
昨年はブラウンからの引き継ぎで高いポテンシャルを維持してくると思ったものの昨年型タイヤの特性とマシンのバランスが最後まで合わず苦戦、シューマッハも腕が錆びてしまったのかとどこかのTV局が実況で無定見ぶりを披露していました。
さて、シューマッハにとっては自ら開発にかかわったマシンを駆る今年からが本番でしょうね。ロズベルクも昨年は誤算で今年こそは!と思っているのでは?
テスト開始では全然アカンって感じでしたがテスト後半に向けてV字回復・・・ここも底力があっても不思議ではありませんね。
ロータス・ルノー
マシンはR31
ドライバーは怪我のため欠場となったクビサに代わってチーム入りしたニック・ハイドフェルドとビタリー・ペトロフ
母体のルノーにロータスの資本が入りました。かつて黄金期のゴールドリーフロータスを彷彿させるマシン。もはやこちらが本家ロータスって感じかな!
ここはやはりクビサ欠場がかなり痛い・・・マシンが良いだけに残念です。
ウィリアムズ・コスワース
マシンはFW33
ドライバーは最多出走記録更新中のルーベンス・バリチェロと新人パスター・マルドナド
ウィリアムズと言えば90年代には最強のチームだったんやけど・・・今は没落した名門って感じ。ドライバーもパっとしない。
フォースインディア・メルセデスベンツ
マシンはVJM04
ドライバーはエイドリアン・スーティルと新人ポール・ディレスタ
このチームはドライバー結構いいな~。スーティルはすでに定評あるしディレスタはGP2時代はベッテルを上回っていたから楽しみ。
ただ、マシンは今年も曲がらないけどメルセデスの力で直線だけは速い。抜きづらいバックマーカー健在。
ザウバー・フェラーリ
マシンはC30
ドライバーは日本期待の星、小林可夢偉と新人セルジオ・ペレス
C30は昨年のC29よりも総合性能が高く遥かに出足が好調そう!
可夢偉には今の日本に明るい話題をもたらしてほしいと切に願います。
トロロッソ・フェラーリ
マシンはSTR6
ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイミ・アルグエルスアリ
テストではダークホース的な期待があったけど予選を見た限りではいつもの所に落ち着いてしまった感じ。
チームロータス
マシンはT128でエンジンがルノー・・・なのでこちらもロータスルノーと、なりややこしい
ドライバーはヤルノ・トゥルーリーとヘイキ・コバライネン
チーム名称をロータスレーシングから伝統あるチームロータスに変更したものの現在は使用権をめぐりグループロータスおよび創設一族のチャップマン家と係争中。
グループロータスがルノーチームに資本を入れたものだからもはや向こうが本家に見えてしまいます。エンジンはルノーになりギアボックスなどをレッドブルからいただけるしマシンも体制も新興チームの中では期待が持てるかな。
ヒスパニア・コスワース
マシンはF111
ドライバーは帰ってきたインド人 ナレイン・カーティケヤンとビタントニオ・リウィッツィ
今年も開幕がマシンのシェイクダウンで圧涛Iに遅い。あえなく107%ルールにひっかかり予選落ちは仕方がないかな。新興3チームで遅れはじめたので先が心配
ヴァージン・コスワース
マシンはMVR-02
ドライバーはティモ・グロックと新人ジェローム・ダンブロシオ
意外にもチームロータスとさして差がない。だんだんとF-1らしくなってきた感じ。
今年は昨年までのダブルディフューザーとアジャスタブルフロントウィング、それとFダクトが禁止となり、代わりにレース中のオーバーテイク増加のためKERSの復活と可変リアウィングが装備となりました。
見た目、何よりFダクトが禁止となりシャークフィンでなくなったのがカッコイイな~。やっぱりF-1マシンはしゅっとしてた方がいい。
そして何よりタイヤがブリヂストンからピレリとなり昨年とはタイヤの働きが大きく変わったのでどんなレース展開とするのか・・・まったく予想つきません。
予選では圧倒的だったレッドブルですが果たしてレースでは・・・?マシンの速さだけではなく戦略の比率が昨年よりも大きくなってくるしチーム力の勝負となるんでしょうか?
マクラーレンは・・・フェラーリは・・・可夢偉の活躍は・・・とにかく、楽しみであります。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます