デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ボイラーが非力と判断しました・・・・・・

2012年02月15日 22時52分56秒 | 工作実習
2012/2/15 (水曜日) 曇り


やっと組み立てた縦型スチームエンジン2号。
ロスコー式の給油器も取り付けてある。
心を弾ませてボイラーからの蒸気を送り込んでみた・・・・・
ところがである。
回転数が上がらないのだ。
精一杯回っても800rpm止まりだ。 そして力も弱い。
こんなはずではなかった。
発電機を付けてパワーを測定するつもりでいたのに・・・・・

なんてぇこったぁ~
きっとどこかに問題があるはずだ。
ピストンバルブか?
タイミングか?

そこで単気筒で動かしてシリンダーとバルブを相互に入れ替えて
テストしてみた。


↓  右側のシリンダーと左側のバルブを組み合わせて回してみる。



steam engine 120215_右シリンダー左バルブ



↓  次に左側のシリンダーと右側のバルブを組み合わせて回してみた。



steam engine 120215_左シリンダー右バルブ



このテストではどれも1200rpm近くまで回転するのを確認できた。
左右のシリンダーもピストンバルブも正常であろうと判断した。
そこで再び2気筒の縦型スチームエンジン2号を組み立てなおした。




steam engine 120215_2気筒再組立



やっぱり2気筒だと回転数は上がらない。
これはきっとボイラーが非力なんだ・・・・・
そこでボイラーからの出力チューブをペンチで押さえて蒸気を貯めて
圧力を高めてから回すテストをした。


steam engine 120215_高圧回転テスト



高圧(っていったって高々0.5~0.8気圧だけど)の蒸気を
送り込むとエンジンは勢い良く回ってくれた。
やっぱりボイラーに問題があるんだ。

ボイラーは銅板をロウ付けして作った炙り釜。
一応底から天井に向かって10本(5本2列)の煙管らしきものを備えている。
容積は800cc。
通常は400ccぐらいの水を入れて使っている。 
燃料はアルコール。 燃え芯3つのランプで加熱している。


↓  これがそのボイラーです。  初めて銅板で作ったカマボコ型の炙り釜だ。



↓  こんな大きなものをロウ付けするのは初めてだった。 あちこちが漏れてそれを埋めていくのが
    大変だった。 



↓  これが燃え芯3つのアルコールランプ。
    息を吹きかけて消すことが出来る。  部屋の中で使うにはこのくらいの火力が限度かな?



まぁ、このボイラーは部屋の中で飾り物のスチームエンジンを回すぐらいの
力しか出ないのだろう。
また新しいボイラーを作るしかないなぁ・・・ もっと力がでるものを・・・
それはきっと戸外で使うしかないだろうなぁ・・・・
あぁ、また魔のボイラー工作か・・・・
神様、仏様、どうぞ、うまくいきますように アーメン・・・


コメント (2)
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