オイルドレンボルトから地味に オイルがにじむCB80号
まずはドレンボルトの確認するため エンジンを下す。
ドレンボルトの確認
昔々オイル交換で、用意したドレンボルトの純正ワッシャーが サイズが違い使えなかった。不思議に思いドレンボルトを調べたら オーバーサイズに変更されていることが分かった。
前オーナーがDIY加工したと思われ 穴が横にずれて傾いている。傾きに合わせ座面を修正しているようだが それでも、地味にオイルがにじむのである。
そんなわけで、右クランクケースを交換しよう。 とりあえずエンジンの分解だ、
昨年交換した 強化クラッチはピカピカだ、
クラッチ操作が重くなったので 純正クラッチにもどす予定だ。
つづいてピストンの点検、
国産ボアアップキットのピストン&シリンダーは目立った傷が無く良好だ、
分解を進めていくと・・・・・オイルスクリーンから 磁石に着く鉄屑がでてきた。
特にエンジンの異常は感じていなかった、ただ一度 キックスタートで ペダルを踏み下ろしたとき ガリガリ音が出たことがある。
金屑が出ているからには 明らかにどこかが壊れているはずだ 一大事である。
そんなわけで、キックシャフト トランスミッションの点検
不思議なことに、歯欠けが見つからない。更にオイルポンプも一次減速ギアも確認したが歯欠けが見つからない。
金屑を拡大写真で確認
鋳鉄製? 各金屑の形状が似ている 凹み摩耗がある。ギアやベアリングの欠片じゃないな。
FOD? 工具の破片? なんだろう。小生は本エンジンの腰下を初めて開けたので 思い当たる節がない。
ノックピンが固着していて、プラハンで叩きまくって クランクケースを割ったが 文字通りのクランクケースを割る。にならないか心配だった。結局マイナスドライバーでエンジンマウント穴をこじって割り広げた。