スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

映画三昧の一日

2008-05-23 | 映画

久しぶりに映画館で鑑賞。平日の朝一やのに、思ったより混んでるがな。

子供だましでイマイチなんていう声もあったが、楽しかった「ナルニア国物語」。つい先日、テレビで放映されてたからもう一回見てみたけど、やっぱり面白い。

というわけで、「ナルニア国物語 / 第2章:カスピアン王子の角笛」を見に行った。

Narnia2

前作「ライオンと魔女」の続き。メインキャストの四人は前と一緒。とはいっても、時代が前より1300年経っており、ストーリー自体はつながってない。今回は、イケメンのカスピアン王子も参加。

冒頭から、物語に引き込まれてしまった。戦闘シーンも思った以上に迫力あり。ラストが予定調和な感じがするのは否めないが、王子の世継ぎ問題も絡めて、前作より大人も楽しめる内容になってる。続きも気になるし原作も読みたいけど、読んでしもたら映画を見るときに感じる新鮮さが減っちゃうから、迷うところ。

DVDで、「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」

Fantastic4silversurfer

これも続編や。ハリウッドのネタ不足も深刻やな。特殊能力もった4人がまたまた活躍です。前作同様、かるーいノリで見るのが一番。どの能力か選べるんやったら、ジェシカアルバの透明になる能力選ぶわ。岩男だけは嫌や。

木曜洋画劇場で、「ランボー」してて、つい見てしまった。

Rambo

やっぱCGがないアクション映画は、今見ると新鮮だったりする。ラストは泣かせるぜ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワインと映画と本、なんて贅沢

2008-04-15 | 映画

「バローロ」 リヴァタ 2002

Barolo

ピエモンテ州の代表的ブドウ品種ネッビオーロから作られるワイン。バローロにしては安かったけど、やはりうまい。

ここ数日で見た映画。

「ワイルドアニマル」

Wild_animal

キム・ギドク初期の作品。最近の作品のような、驚かされる展開とはならないが、 サスペンスとして普通に面白い。

「プラネット・テラー in グラインドハウス」

Planet_terror

ロバート・ロドリゲス監督の確信犯的B級映画。こりゃ楽しいよ。「デス・プルーフ」よりこっちのほうが好みやわ。脳味噌吹っ飛ぶし、体ぐちゃぐちゃになるし、そこらへんがお遊びとして楽しめなきゃ見ちゃダメダメ。

読書も好き。

「ちいさなあなたへ」 アリスン・マギー / ピーター・H・レイノルズ

Someday

紀伊国屋の子供の絵本のとこに何冊も横積みされてた。けど、子供のための絵本というより、お母さんのための本。

「ダーリンは外国人 with BABY」 小栗左多里

Darlin_with_baby

いつもの「ダーリンは外国人」シリーズとは一味違う。いろいろと共感してしまうところも多く、笑えた。さすが漫画家、素晴らしい観察眼だ。

「絵本版 象の背中 -旅立つ日-」 秋元康・城井文

Zounosenaka_ehon_2

こりゃ反則やな。泣きたい人は、YouTubeで検索したら出てくるぽん。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ノーカントリー」

2008-03-20 | 映画

つい先日、レンタルで借りたDVDを見始めた。
なんだか冒頭からこのシーン見たことがあるなとふと思う。おそらく他の映画の予告で見たんだろうと思っていたら、いつまでたっても見たシーンばかり。あれれ、と思いレンタル履歴をチェックしたら、全く同じタイトルを見つけてしまった。しかも数ヶ月前に借りてる。ほんでもって映画のタイトルは「カオス」。おれの頭の中も混沌としているのかも。

やっぱ見た映画はひとことでもいいから感想書いとかんとあかんね、と反省。
とか言いつつ、以前も同じようなことブログに書いたような気もする。ま、何度か同じ失敗を繰り返しながら人間は成長していくってことで・・・。


おととい、仕事の後、久々に映画館に映画見に行った。

「ノーカントリー」

No_country_for_old_men

原作は、コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」。去年から読みたいなと思いつつ手をつけてなかった本。映画化されるの知ったときは、先に読んでなくてよかったと、ちょっとラッキーな気分に。

しかも監督、コーエン兄弟やし。

コーエン兄弟は「未来は今」を見て以来のファン。作品はすべて見ているが、ここ最近若干イマイチのが続いてた。けど、これは前評判が高かったので期待大。

しかも大好きな「ブラッドシンプル」と同じ犯罪もの。
万人にすすめられる映画じゃないが、最初からラストまで続く緊張感、すごいわ。どのシーンとっても画になるし。

殺人鬼を演じたハビエル・バルデムもすげぇ。バナナマン日村みたいなヘアースタイルで見た目笑えるんだけど、無表情に人を殺していく。半端ないほど恐いよ。「海を飛ぶ夢」(こっちもすごい映画)のときとは全く別人に見えた。アカデミー助演賞取るのも納得。

それにしても、やっぱコーエン兄弟。すごい映画を作るね。また昔の作品を見返してみたくなったよ。
<script type="text/javascript"></script>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「硫黄島からの手紙」&「デスノート the Last name」

2007-01-03 | 映画

「硫黄島からの手紙」

Letters_from_iwojima

クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作の第二弾。前作の「父親たちの星条旗」が良かったので、この作品にもかなり期待が高まる。見た後の感想としては、こちらの方がかなり完成度は高かったと感じた。

まずアメリカ人であるイーストウッドが、ここまで当時の軍国主義に染まった日本人の感情をうまく表現できていたことに驚いた。ハリウッドの戦争映画でありがちな、死にゆく人を美化するといったことなく、あっけなく多くの人が命を落としていく戦場を冷徹な視点で描いたイーストウッドの手腕はやはりすごかった。

「デスノート the Last name」

Deathnote2

前編の続き。観る側は、ラストのオチが知りたくて映画館に足を運ぶのだが、その点ではまずまず無難にまとめたというところか。そこに行き着くまでの過程がだれるんじゃないかと心配だったが、今回はLと月(らいと)の頭脳戦に焦点が当てられており、それに弥海砂(あまねみさ)が加わり、緊張感溢れる心理戦が展開されて楽しめた。原作を読んだことがないので、そっちはどんな内容なのかちょっと気になるところ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トゥモロー・ワールド」

2006-12-10 | 映画

Tomorrowworld

子供が生まれない状況が18年にわたって続いていた2027年の世界。政府の厳しい監視下に置かれた街でセオは、20年ぶりに再会した女性から人類の未来の鍵となる少女の救出を頼まれることになる。

内容は殆ど知らず、しかも全く期待せずに見に行ったのだが、これがすごい映画だった。

舞台となる世界が2027年。テロがそこらじゅうで起こり、世界は崩壊の危機に瀕しているという設定。911同時多発テロに、アメリカのアフガニスタン侵攻、北朝鮮問題など現在の非常に不安定な世界情勢を考えると、もしかして今から20年後は、実際にこんな世界になっているんではないだろうかという気がしてくる。

またそれにもましてリアルなのは、戦場における映像だ。長時間をノーカットで主人公の後を追いかけまくるカメラの映像。ドキュメンタリーという感覚を超え、自分がその戦場に今まさに降り立っている気になるほどのすごい臨場感でドキドキした。どうやってこれだけの映像を撮ることができたのだろうか、この迫力ある映像を見るだけでも充分に映画館の大画面で見る価値のある映画だと思う。そして、その後に待っている大感動のシーン。たったひとつの命、しかしそのかけがえのない重さがひしひしと伝わってきて胸が熱くなった。

監督は、「天国の口、終わりの楽園」(これもいい映画だった)や「ハリーポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「父親たちの星条旗」

2006-12-07 | 映画

Flags_of_our_fathers

太平洋戦争における硫黄島の戦い。その硫黄島の摺鉢山頂上にアメリカ兵たちが掲げた星条旗、その写真にまつわる実話の映画化。

凄惨な硫黄島での戦いを生き延びた3人が、自らの意思とは関係なく、勝利の象徴として、国の都合で英雄に祭り上げられていくのだが、その苦悩や戸惑いが、イーストウッドらしい淡々とした映像と演出で描き出されていく。その途中にフラッシュバックのように何度も織り込まれる戦場のシーンは、目を覆いたくなるほどの惨さだ。ラストの海水浴のシーンで少し救われた気持ちにはなるが、非常に重く、正義の意味や、戦争の意義について考えさせられる。次の日本側から描かれたという「硫黄島からの手紙」も、どのような作品になっているのだろうか。

エンドロールが流れる際に映し出される本物の戦場の写真を見ると、いかにこの映画の戦場でのシーンが事実に忠実に基づいて作られているかがわかり、今見たシーンが実際に自分達の歴史の中であったのだということを思い知らされ、身震いが生じるほどだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ワールド・トレード・センター」

2006-10-17 | 映画

Wtc

2001年9月11日に起きた全米同時多発テロで、崩落した世界貿易センタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の警察官の実話。

監督は、「プラトーン」、「7月4日に生まれて」、「JFK」など、数多くの社会派ドラマを発表してきたオリヴァー・ストーン。ただ、この映画では、これまでの作品とは一味違い、政治的な背景は一切無くし、生き埋めになった二人の警官とその家族のドラマを丁寧に描くことに専念している。

かなり実話に忠実に再現しているせいか、リアリティは感じられるが、映画としての盛り上がりや感動といった点では、少し物足りなさも正直感じる。だが、映画の後半にも述べられているとおり、この映画を作った意義が、こうした出来事が本当にあったということを時の流れとともに多くの人々の記憶から薄れてしまうのを防ぐことだと考えると、充分にその役割を果たせる出来の映画だと思う。

人間のおろかな行為で多くの人が死んだが、その中にあって多くの人々の善意によって命を助けられた人々もいたのだ。これが実際に起こった事実であることを思うと、人間のおろかさに胸が痛むのと同時に、そのやさしさに涙がこぼれてしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コーチ・カーター」

2006-09-23 | 映画

Coach_carter_1

昨晩見たDVD。サミュエル・L・ジャクソン主演の「コーチ・カーター」。確かアメリカではヒットしたはずなのに、なぜか日本では単館上映で、見れなかった。レンタル屋にも一本しかなく、いつも借りられていて、やっと見ることができた。

バスケが舞台の感動系スポーツドラマだが、思っていた以上におもしろく見ることができた。肝心のバスケットのシーンは一つ一つのカットも凝っていて、しかも役者の動きもさまになっていて、すごい迫力だった。これだけで、僕のように「スラムダンク」でしか知らない素人にでも、バスケットボールというスポーツのおもしろさが充分に伝わってきて興奮してしまった。

そして、それ以上に感動させられたのが、実在のコーチ、カーターの指導方法だ。普通のスポーツコーチと違うところは、その目標がチームの優勝ということだけでなく、高校生である選手のその先の人生までも見据えた指導をしているところだ。

その荒れた高校では、大学に進学できるのはクラスに1人程度、それどころか3人に1人が将来刑務所に入るという劣悪な環境に置かれている。カーターは、バスケ部の生徒達に単にバスケの技術を教えるだけでなく、その後社会に出た後の生き方までも厳しく指導していくのだ。

彼の指導により、多くの生徒達は自分達の中にある可能性に気付かされていくが、その頑固ともいえる筋の通った指導方針のせいで、保護者達や周囲の大人たちとぶつかってしまうことになる。だが、生徒達の可能性をつぶしてしまっているのは、スポーツと勉強の両立なんて出来るわけない、得意なバスケだけしていればいい、この高校から大学に行けるわけない、と最初から決め付けてしまっているその大人たちなのだ。

僕はこの映画を見ながら何度か目頭が熱くなった。この映画はすごい。厳しいが、生徒を信じるがゆえに自分の信念を曲げないコーチ・カーターの生き様に誰もが感動するだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「X-MEN : ファイナル・ディシジョン」

2006-09-21 | 映画

Xmen3

プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、“ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。

「バットマン」、「スーパーマン」、「スパイダーマン」など、なかなかおもしろいアメコミが続々と公開されているが、僕が一番楽しみに待っていたのが、この「X-MEN」シリーズだった。今回も、前作の続きなので絶対前2作は見ておいたほうが楽しめるだろう。監督はこれまでのブライアン・シンガーから、ブレット・ラトナーに代わっている。

このシリーズの一番の魅力は、様々な能力を持ったミュータントが出てくるところだ。しかも、かなりの数の登場人物がいるにもかかわらず、それぞれのキャラがどれもすごく魅力的に描かれている。

特に、今回のストーリーの鍵を握るジーンは、冒頭に彼女の少女時代の回想シーンを持ってくることで、その能力や特殊な立場、また彼女に関わるプロフェッサーXやマグニートーの関係などもわかりやすく説明し、それによってその後のストーリーを盛り上げることに成功している。

マイノリティである苦悩をうまく表現していた前2作に比べると、今作はアクションシーンに力を入れて作った感はあるが、それでも、これだけの登場人物をわかりやすくストーリーに取り入れて、アクションシーンたっぷりで、しかも2時間という時間にうまくまとめ上げたのは素晴らしい。今年見た映画の中でもトップクラスのおもしろさだった。

ちなみにエンディングロールが流れた後に、ちょっとした映像が流れるので、最後まで席を立たないほうがいいでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グエムル / 漢江の怪物」

2006-09-16 | 映画

Guemuru

ソウルの中心を流れる漢江の河川敷で、小さな売店を営みながら暮らすパク一家。普段と変わらない日を送っていたが、ある日突然、漢江から飛び出してきた謎の巨大な怪物に娘ヒョンソを奪われてしまう……。

駐留米軍がホルムアルデヒドを漢江に垂れ流した事件から着想を得ているらしいが、一見突拍子もない設定で、一歩間違えるとあまりおもしろくないB級映画になってしまいそうな題材をここまで楽しめるエンターテイメント作品にした力量は素晴らしい。監督は「殺人の追憶」で有名なポン・ジュノ。そう聞くと確かに納得。

見ていておもしろいのは、ヒョンソを奪われた後のパク一家の反応だ。普通のハリウッド映画なら、このダメ親父が結局はヒーローになって娘を助け出すというあらすじになるだろうが、この映画はそう一筋縄ではいかないストーリー展開になる(ネタばれになるのでいえないが)。怪物に対して駐留米軍が全然役に立たないという映画の内容はもちろんのこと、こういうところにも韓国のアメリカに対する批判的なメッセージが込められているのかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スーパーマン・リターンズ」

2006-09-11 | 映画

Superman_re

スーパーマン、久しぶりの続編。「スーパーマンⅡ」後、姿を消していたスーパーマンが、再び地球に戻ってきたところからが今回の物語。宿敵レックス・ルーサーは刑務所から出所し、かつての恋人ロイス・レインは他の男性と家庭を作っちゃってるという設定。

今は亡きマーロン・ブランドも声で出演していて、かつてのファンも喜ばせる内容。あと、なんといっても、ロイス・レインが他の男と結婚してしまっており、しかも子供までいるという、普通の人なら、かなり落ち込む状況から始まるところが、またうまいところ。この人間関係を後のストーリーにうまく絡めてくるので、時間的に長くてちょっと間延びしそうな中盤も飽きずに最後まで楽しむことができた。

以前はちょっと間抜けな悪役をうまくジーン・ハックマンが演じていたレックス役は、今回ケビン・スペイシーへと変わったが、いろんなズラをかぶって楽しそうに演じており、これが、なかなかのはまり役だった。また、それ以上によかったのが、主役のブランドン・ラウスだ。こちらも、クリストファー・リーヴの時のいい雰囲気をまったく壊さずに、いやそれ以上ともいえる爽やかさで演じていた。これからが楽しみな若手俳優です。

また、アクションシーンも現代のCGの技術で、かなりリアルに映像化でき、すごいのひと言。特に前半の飛行機のシーンはスピード感溢れていて、すごい迫力でした。

かつてのファンも、オリジナルの「スーパーマン」を見たことがない世代の人も、どちらもが楽しめる作品に仕上がっているんじゃないでしょうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズ・チェスト」

2006-08-31 | 映画

Deadmans_chest

大ヒットした「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第2弾。前作で恋人同士になったウィルとエリザベスは、婚約して結婚式の準備を進めていた。一方、スパロウ船長は海賊デイビー・ジョーンズから借金の取り立てに遭っていた。

かなり前から、映画館で他の作品を見るたびに、予告が流れていて、かなり期待感が高まっていたが、正直、前作の方がおもしろかった。うーん、ちょっと期待しすぎたせいだろうか。それとも、前作を復習(記憶)していかなかったせいか。少なくとも、前作は見直していったほうがより楽しめたに違いないと後悔した。

それにしても、前作ほど楽しめなかったのは、なぜだろう。それぞれのアクションもワクワクするし、魅力的なジャック・スパロウのキャラも変わっていないのだが。ぼくが思うに、きちんとした一本のストーリーの筋がわかりにくかったせいかもしれない。個々のエピソードそれぞれは楽しいのだが、それが、あっちやこっちやで目まぐるしく展開されて、映画としてみると、すごく散漫さを感じてしまった。

とはいえ、第3弾に繋がらせるラストの終わらせ方は、なかなかうまい。お、そうきたかと、期待を高まらせるキャラをうまく出してきましたね。最後よければ全てよしということで、来年公開予定の続編に期待しておこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「M:i:III」

2006-08-17 | 映画

Mi3

トム・クルーズ製作・主演の大ヒットシリーズ第3弾。イーサン・ハントは第一線から退き、後進の指導をしていたが、教え子の女性エージェントが、CIAの長年の宿敵である武器商人デビアン捕獲作戦に失敗し、拉致される。彼女を救出するためにベルリンへ飛んだハントたちだが・・・。

デ・パルマ、ジョン・ウーに続き、今作もまた監督はチェンジ。以前デヴィッド・フィンチャーがするといった噂があったが、結局は、TVドラマ「エイリアス」「LOST」で注目されたJ・J・エイブラムスに。

僕的には、2作目のジョン・ウー色の出しすぎているところが、どーも気に食わなかったのだが、三作目は非常におもしろく見ることができた。冒頭のシーンから画面に惹き付けられたし、イーサンが結婚し、その女性が事件に巻き込まれるという設定も、観ている側を感情移入させるうまい方法だと感じた。また、仲間達と力を合わせるチームプレイで、ミッションを遂行していくという場面が多いのも、楽しめる一因になっていると思う。

一つ難をいうならば、「ラビットフット」に絡んだ肝心のミッションの内容がいまいちしっくりこなかった事。ここは、J・J・エイブラムスがこれまでは長い時間をかけて話を展開させられるTVドラマのみの監督だったせいか、うまく2時間ちょいの映画の中にまとめきれなかったのかなと思ってしまった。

とはいえ、次から次へと続くアクションシーンは大迫力。ベルリン、ローマ、上海と舞台が変わっていくのも、一緒になって世界を旅しているようで楽しめた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「DEATH NOTE デスノート 前編」

2006-06-23 | 映画

Deathnote

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記されたノートを拾った夜神月(やがみライト)は、興味本位でテレビで見た犯罪者の名前をノートに書き込んでしまう。翌日、その名前の人間が死んだ事実を知り、最初は恐怖を覚えたライトだったが、やがて理想的な世の中を作るべく凶悪犯たちの名前を次々とノートに書き始める・・・。

「週刊少年ジャンプ」に連載されていた人気漫画が原作らしいが、全くの未読。というか、そんな漫画があることさえ知らなかった。なので、原作に対する思い入れ全くなし。映画館で、他の映画が始まる前にたまたま流れた予告を見たら、意外とおもしろそうな感じだったので見てみることに。

2部に分かれていて、しかも配給がワーナーということで、この映画に対する気合の入りようが感じられる。予告及び前半の展開から、カルト映画である「処刑人」のように、法律では裁ききれない犯罪者を殺していくという、おそらく多くの人が考えたことがあるであろう行為によって、一種のカタルシスを感じられる映画なのかと思っていた。

が、途中から映画は違う方向に。最初は正義感の強かった主人公が、あんなに変わってしまうのが、人間の二面性を見さされているようで、ある意味怖い。欲を言えば、犯罪者を裁いていた主人公が、どんな心境の変化で、あのように変わっていったのかが、もっとうまく描かれていたらよかったかな。後半の見所である、ライトとLの頭脳戦はなかなか緊迫していたけど。

「デスノート」というアイテムによるアイデア勝ちの映画ではあるが、それなりに楽しめる内容にはなっている。ただ、途中の挿入歌は何とかならんかったのかな。入れるところないから、しょうがなくここで音楽流しました感がありあり。いい曲なのに、あそこで流されたらスガシカオが可哀想。

なんやかんや言っても、この先のストーリーが気になるので、おそらく後編も見に行くでしょう。それにしても、後編、もっと早く上映してくれんかな。もしかして、封切り前にビデオやDVD出して、儲けようという魂胆なのか。11月には前編の内容忘れちゃいそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ポセイドン」

2006-06-19 | 映画

Poseidon

大晦日の夜。豪華客船・ポセイドン号では、新年を迎えるため華やかなパーティーが開催され、人々は思い思いに豪華な船上パーティーを楽しんでいた。しかしその時、巨大な津波がポセイドン号を一瞬にして飲み込んでしまう。船は完全に転覆し、乗客たちは上下反転した船の中に閉じ込められてしまった・・・ 。

パニック映画の名作「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。監督は、「トロイ」「パーフェクト・ストーム」「Uボート」などで有名なウォルフガング・ペーターゼン。

津波が来る前に、元消防士の男やら、自殺志願者のじいさんやらのちょっとした人物紹介のような話はあるが、あとあとこの人物設定は全く関係なし。最後にちょっと「アルマゲドン」っぽい展開はあるものの、それほど感動するほどではなかった。正味100分弱の映画だから、しょうがないといえば、しょうがないか。

この映画の見所は、そんな人間ドラマよりも、次々に起こる迫力シーン。冒頭の津波による転覆シーンも、これまで何度も予告で見たにもかかわらず、なかなかの迫力。たいした人間ドラマもなく、いきなり、こんなに早く転覆させといて話がもつんかと思ったが、意外や意外、次々迫り来る災難で、話の展開も早く、ラストまであっという間だった。これだけアクションに徹した作りをしてくれると、逆に潔く、見ていて楽しいね。それだけに、B級っぽい感じはするんだが。

流行りものの「ダ・ヴィンチ・コード」見て、「よーわからんかった」という輩には、気分直しにこの映画見るのがおすすめ。例え泥酔してても、絶対にわかるストーリー。というか、飲んでから見たほうが楽しめるかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする