スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「フライトプラン」

2006-01-29 | 映画

Flightplan

夫を失ったばかりの女性航空機設計士カイルは、6歳の娘とともに自分が設計したジャンボ旅客機に乗って旅立つが、飛行中に機内で娘が姿を消す。客室乗務員も乗客たちもカイルの娘の姿を見た記憶がない。娘の存在はカイルの妄想なのか、それとも何者かの陰謀なのか?


「パニック・ルーム」以来、久々のジョディ・フォスター主演作。今作も娘を助けるために悪戦苦闘するという前作と似たような役どころ。でも今回の方が、むちゃくちゃ精神的に興奮していて、まさにパニック状態。他の乗客の視線なんて関係なしで、娘のためにがんばっちゃいます。

それにしても、ジョディ・フォスター年取ったなぁ。アップで写るとさすがにシワが目立っていました。ちなみに、僕の中のベスト・ジョディは、「君がいた夏」。この映画は、今思い出しても、胸がキュンとしちゃいます。

まぁ、思い出に浸るのはここまでにして、さてこの映画、ストーリーだけ見ると、誰もが少し前のトンデモ映画「フォーガットン」が頭に浮かんでやばい感じがすると思いますが、あれに比べたらずっと納得がいくオチになっています。ネタばれになるとつまらないので書きませんが、少なくとも宇宙人は出てこないのでご安心を。


ストーリーは、上空の密室内でのサスペンスということで、否が応にも手に汗握る展開となっています。しかも、冒頭で、亡くなった夫の幻覚を映像で見せるところは、なかなかうまいやり方でした。これが頭の片隅に残ってるから、カイルが娘の幻覚を見ているのか、本当に誘拐されしまったのか観客に疑問を起こさせる一因になっています。ただ、事件の真相がわかっちゃう場面はあっけなかった気が。もう少し、えっと観客を驚かす工夫が欲しかったな。


映画を見終わってから考えると、辻褄のあっていないところや、その意味のない伏線はないやろとか、ちょこちょこ無理なところが出てくるんだけど、スピード感あふれる展開で、100分弱という短い上映時間のせいか、見ている間は十分サスペンスを楽しむことができました。

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「レジェンド・オブ・ゾロ」

2006-01-26 | 映画

Zorro

アントニオ・バンデラス主演の大ヒット冒険活劇「マスク・オブ・ゾロ」の7年ぶりの続編。家族のために引退を決意したゾロの前に、アメリカの自由と平和を脅かす謎の秘密結社が現われる。

共演は前作に引き続きキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、監督も同じくマーティン・キャンベル。製作総指揮には、スティーヴン・スピルバーグがクレジットされている。


舞台は、カリフォルニア州が合衆国に併合されようとしている1850年。もちろんハリウッド映画だけあって、アメリカが絶対正義という前提で描かれているのですが。まぁ、それは置いといて、映画としては、なかなか迫力のあるアクション作品に仕上がっています。前作を観たのが、もうかなり前になるので、細かい内容は忘れてしまっていましたが、問題ありませんでした。「マスク・オブ・ゾロ」では作品全体に緊張感をもたらしていたアンソニー・ホプキンスは、今回は出演なし。そのかわり、アクションシーンはレベルアップ、かつ、ところどころに、ちょっとした笑いもちりばめられていて、かなーりお気楽に観れる内容になっています。


ストーリーの中に、家族愛がテーマとしてわかりやすく織り込まれいるのですが、その表現の仕方はありきたりで斬新さはありません。しかし、裏を返せば、誰もが何も考えずに楽しめてスカッとできる映画といえるでしょう。

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「elephant cafe」(エレファント・カフェ)

2006-01-24 | グルメ

今日は、職場のスタッフみんなで近くの「elephant cafe」(エレファント・カフェ)でランチ。

Elephant_cafe

ちゃんとした名前は忘れたけど、明太マヨネーズスパゲティ。

何年か前に店が変わる前に一度行ったことあるけど、今回行ったら名前だけでなく、店内もガラリと変わっていた。ちょっとおしゃれな内装で、若い人も入りやすい雰囲気になっている。以前の喫茶店から改装した時に、経営者も変わったんかな。

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アイスワイン

2006-01-17 | グルメ

少し前に岡山の天満屋に行ったら、アイスワインっていうのを売ってた。意外と値段が高かったが、好奇心に負けて買ってしまった。

Icewine

よく冷やして飲んだけど、めちゃ甘。アイスワインとは、自然に凍ってしまった葡萄から造られるワインで、加糖分が凝縮された濃厚なワインとのこと。ちょっと甘すぎ、僕には普通のワインのほうが好きだな。


それにしても、今日の株式市場はえらいことになってるな。あまりに下げると、逆に笑っちゃいますね。いくらライブドアショックとかいっても、ここまで下げるとは。まぁ、会社自体の業績が悪くて下がったわけじゃないから、絶好の買い場といえば買い場なんだけど、もう資金がない ( ´△`)アァ-  明日はがんばってね、アーバン&イートレくん。

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「ル・マロワール」

2006-01-12 | グルメ

岡山市表町にあるフランス料理店「ル・マロワール」でランチ。

値段は、1600円のAランチと3000円のBランチがあり。頼んだのは、Aランチで。

舞茸のクリームスープ ”カプチーノ”

Le_marroilles1

合鴨と洋梨のサラダ

Le_marroilles2

地鶏のロースト コンフィトマトとキノコのラグー

Le_marroilles3

デザートは、4種類の中から選べる。今回選んだのは、紅茶のクレームブリュレ

Le_marroilles4

量はそれほど多くはないが、お昼とはいえ1500円でこれだけ食べることができれば満足でしょう。もちろん味も申し分なかったです。

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「ALWAYS 3丁目の夕日」

2006-01-12 | 映画

Always

昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。ある日、鈴木則文が営む自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってくる。しかし、思い描いていたイメージとのギャップに、少しがっかりした様子。その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介。彼はひょんなことから、一杯飲み屋のおかみ・ヒロミのもとに連れてこられた身寄りのない少年・淳之介の世話をすることになる…。

これはいい映画だ。初っ端のカメラワークが結構凝っていて、この分だとストーリーも期待できるかも、と思ったが、期待以上の良さだった。

多くの人々が出てくる群像劇になっているが、どのエピソードも心温まる素晴らしいもので、何度かホロリとさせられた。舞台は昭和33年。僕はまだ生まれていない時代だし、東京にも住んだことはないが、映画の中のその風景、蒸気機関車やオート三輪(子供の頃時々見かけた)、路面電車(これも子供の頃は京都でもまだ走ってたなぁ)、それに下町に住む人々の人情から、十分ノスタルジーに浸ることができた。鈴木家にテレビがやってくる場面は、以前自分の親から聞いてた情景と同じだったので笑ってしまった。CGも、どこまでがCGでどこまでが実写だか判らないほどの出来で素晴らしい。

この映画を見て気付かされたのは、夢を持つということの素晴らしさだ。途中しばしば出てくる建設中の東京タワーは、みんなの心の中にある夢の象徴に思える。そして、ラストの完成した東京タワーと夕日で、全てのエピソードが繋がり、そしてこれからの未来を期待させる終わり方になっている。この終わらせ方はうまい。心に響きます。携帯もパソコンもない時代に、これだけ生き生きと生活している姿を見せられ、本当の幸せとは、物欲を満たすということではなく、夢を持ったり、人と人とのつながりを大切にするところから生まれてくるんだなということを考えさせられました。

ちなみに、映画の中のいくつかのシーンは、今僕が住んでいる岡山の西大寺と倉敷市玉島で撮っているみたい。どのシーンかはわからなかった。

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かわいそうなハチ公

2006-01-10 | 日記

倉敷駅西ビル地下にある「おだ珈琲店」。

ここの名物チョコボール。なぜか無性に食べたくなったので行ってみた。

Choco_ball

やっぱりうまい。アイスと生クリーム、両方たっぷりで、大満足。


ブログ書いてて、ふとテレビ見たら日テレで、忠犬ハチ公のドラマやってた。最後のほうしか見てないけど、これ 笑えた。って、ほんとは感動するドラマやろ。大学まで行かせてもらったくせに、田舎に帰って母親とシジミを取るとか叫びだした兄ちゃんに笑えて、山本の演技に笑えて、極めつけはエンディング曲。死にかけてるハチ公をバックに、変な電子音が流れてきたとか思ってたら、マドンナですよ。マドンナ。このドラマのプロデューサー、どんなセンスしてんねん。

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初詣

2006-01-09 | 日記

遅ればせながら、大元神社に初詣。

さすがに、境内はガラガラ。

Oomoto

あっという間にお参りも済んだので、おみくじを引いてみる。

結果は、「吉」。良くもなく、悪くもなくといったところ。

それよりちょっと小腹が減ってたので、近くのソブリオグラースにお茶しに行く。

ショコラ アブリコ

Choco_cake

ちょっと迷ったが、これにしてみた。チョコが濃厚で、甘いもの好きには最高。

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「男たちの大和 / YAMATO」

2006-01-06 | 映画

Yamato

昭和16年12月、極秘裏のうちに完成した「世界最大の戦艦」大和。 しかしミッドウェイ海戦での大敗以降、戦局は悪化の一途を辿っていた。そして運命の昭和20年4月、沖縄に向け「水上特攻」の命を受けた大和は、召集後まもない10代半ばから20代の若者たちが大半の3000余名の乗組員たちと共に出撃する…。


映画は、05年4月6日、1人の女性が、鹿児島県枕崎の漁港を訪れるところから始まる。彼女を、大和の沈没した北緯30度43分、東経128度4分まで船を出してやる老漁師の回想シーンでメインの物語が始まるというよくある構成。

目新しさはないが、映画を見る人(戦争を経験していない観客)が、その話の中にうまく引き込まれていくのを狙ったものだろう。確かに、その効果はあると思うが、時々実際のフィルムを流し、真面目な声で「1945年、太平洋戦争は云々・・・」などというナレーションを入れるのはやめてほしかった。そのたびに、ストーリーが途切れちゃって感情移入できなくなってしまう。説明するなら、物語の中や会話の中でうまく説明してほしかった。


それはそうとして、映画自体は、あまり期待していなかったせいか、まずまずの出来だった。

主役の中村獅童は気合入りすぎでちょっと浮いちゃってるし、反町隆史は相変わらずの演技だったが、脇役陣がなかなかよかった。特に、蒼井優はなかなか泣かせてくれます。あと意外にも、長嶋一茂もよかった。

また、大和乗組員の、家族や恋人との別れのシーンがバリエーション豊富にあり、観る人の立場で泣いちゃう場所もいろいろとあるんじゃないかな。隣に座ってたおばちゃんは、ほとんど全部のシーンでぐすぐすと鼻鳴らしてたけど。


で、肝心の戦闘シーン。さすがに尾道に実物大の大和を金かけて作っただけあって、甲板上でのシーンはなかなかの迫力。僕としては、実際に去年、大和のロケセットを見に行ってただけに、あれはあそこで撮影したんやろとか、あそこをこういう風に撮ったら迫力ある画が撮れるんやなとか、思いながら見てたのでなかなか楽しめました。ただ、これは、見るからにミニチュアやろとちょっと突っ込みたくなる場面もありましたが、、、。それでも、一昔前の同じ類の日本映画に比べるとずいぶん進歩したものです。


少し気になるのは、いかにも反戦映画ですよ、という形をとりながら、その根底には、この戦争を美化しているような感じがあるところ。「戦争で死んでいく人たちは、これからの日本が変わっていくための礎なのだ」というメッセージに訝しさを感じたのは僕だけだろうか。

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2006年になりました

2006-01-05 | 日記

なぜか、年末年始はテレビも、あんまりおもしろい番組やってないし(とか言いながら、昨日は松ちゃんと三村のコント見て大笑いしてしまったけど)、レンタルビデオ屋に行ったら、いいビデオはほとんど借りられてしまってるし、映画館は激混み。というわけで、今年の正月は、寝正月。(mー_ー)m.。o○ zZZZ

時間があるので、料理作ったり、読書したり、ゲームしたりとちょっと引きこもり状態。

Tori_sirowainn 鶏もも肉の白ワイン煮込み

さすがにもう5日なので、今日は空いてるかな、と映画目当てでイオン倉敷に行ってみたら、まだまだすごい人だった。

「ALWAYS 三丁目の夕日」が観たかったけど、レイトショーの1日1本のみになってしまってたので、「男たちの大和/YAMATO」を鑑賞。でかい部屋なのに、観客がほぼ一杯でびっくり。それにしても、周りの年齢層、高かった。50代、60代のおじさん、おばさんがほとんど。これからの時代、もしかしたら、これくらいの年齢層をターゲットにした方が、意外と興行収入上がるかも。

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