スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「Perouges(ペルージュ)」

2006-06-28 | グルメ

神戸三宮にあるフレンチレストラン「ペルージュ」でランチ。

ハンター坂にあるので、店はすぐに見つかったが、近くの駐車場はどこも一杯。やっとのことで空きを見つけて、車を停め、歩いていく。何時ごろ着くか、ちょっと見当がつかなかったので予約はせず。席が空いてたらいいんやけど、と思いながら入っていくと、ラッキーなことに一席だけ空いていた。

アミューズ

Perouges_1

温前菜

Perouges_2

冷前菜

Perouges_3

ハンガリー産鴨の胸肉のロースト

Perouges_4

北海道白糠町松野さんの蝦夷鹿のロースト ブルーベリーのソース

Perouges_5

お口直しのデザート マンゴーのプリン

Perouges_6

無花果のミルフィーユ ヴァニラのグラス添え

Perouges_7

温かいとろけるガトーショコラ バナナのグラス添え

Perouges_8

メインのお肉料理とデザートが数種類の中から選べるようになっている。メインまでは、胃袋がでかくなっているせいか、物足りない感じがしていたが、メインのお肉料理はボリュームがあり、しっかりとした味付けのため、食後は満腹度高し。欲を言えば、冷前菜が普通のサラダっぽかったため、もうちょい凝ったものが食べたかった。明石(?)のタコはおいしかったけど。

お店の人の対応もよく、久々にヒットのフレンチレストランを見つけたぞ !! って感じです。

帰りに南京町に寄って、老祥記で豚饅をいっぱい買って帰った。さすがに平日だけに、行列はできていなかった。ここの豚饅は小さいので、みんな3、4個は軽くいけるでしょう。お肉にしっかり味がついていて、噛むと肉汁がじゅわーと出てきて、むちゃくちゃおいしい。遅い時間に来ると、売りきれてしまっていて、これまで何度か泣かされました。

Rousyouki

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Arrivederci Roma(ローマへの旅35)

2006-06-25 | イタリア旅行2006

最終日は、朝7時過ぎにロビーに集合。といっても僕らだけなんだけど。空港まで車で送ってもらう。それにしても、あいかわらず、イタリア人の運転は怖い。すごいスピードで、どんどん遅い車を抜いていく。後部座席で、あまりの速さにあっけにとられているうちに、空港に到着。

搭乗手続きも無事済んで、帰途へ。

パリのシャルル・ド・ゴール空港で飛行機を乗り換えるのだが、ここで問題が。ローマで免税品を一品購入していたため、その免税の手続きはEU諸国から出る空港でしないといけないとのこと。乗り換えのための時間があまりなかったため、かなり焦る。しかも、全然、免税手続きの場所が書かれていないので、そこら辺歩いてる空港職員らしき人に聞きまくって、やっとたどり着いた。小さな窓口で、しかも一度空港の外に出ないといけなかったため、かなり不安だったが、無事手続き完了。途中諦めかけたが、後で関空で現金が戻ってきたので、得した気分になれた。

その後、またまた汗だくになりながらダッシュして、関空行きの飛行機に間に合った。ほっ。

Souvenir

お土産を買ってきたが、ほとんどが食料。一番のヒットは、直火式のエスプレッソメーカー。真ん中の部分にエスプレッソの粉、下に水を入れ、火にかけるだけ。しばらくすると、上部サーバーにエスプレッソができるので、後は注ぐだけ。思っていた以上に簡単に作れるので、なかなか重宝しそう。

今回の旅で気づいた点

  • 電子手帳はかなり役に立った(特に、買い物や食事のメニューを見る際)
  • ワインについてもう少し勉強しておいた方が、食事が楽しめる
  • かさばりはするが、ガイドブックを何冊か持ってきておいたらよかった
  • ローマ市内は石畳が多いので、歩きやすい靴を履いていてよかった
  • それでも、一日目は歩きすぎて、後で寝ていて足がつってしまった(体力不足か)
  • 幸いスリには遭遇しなかったが、気を付けるに越した事はない
  • ガイドブック通りの時間に営業していないことも多いので、食事の場所は何ヶ所か近くで他の候補を用意しておいた方がよさそう
  • 夜のローマ市内は、ライトアップされている場所もあり、日中とは異なる一面を見ることができる
  • 夜遅い時間になってしまうと、タクシー乗り場にあまりタクシーがいない
  • ジェラートとパスタは、どの店で食べても満足できるおいしさだった
  • エノテカに行けなかったのが残念だった
  • 市内は横断歩道が少なく、しかも車の運転が荒いので、道路横断時には気を付けないといけない(同じように渡ろうとしているイタリア人に付いて渡るのがよい)
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「Settimio all'Arancio」(ローマへの旅34)

2006-06-24 | イタリア旅行2006

サンピエトロ広場から出た後、晩ご飯まで少し時間があったので、テヴェレ川に沿ってぶらぶら散歩。

最高裁判所の前を通った時に、隣りの教会の中に、「煉獄博物館」という怖いスポットがある、と何かの本に書いてあったのを思い出した。おそらくこの教会だろう。が、すでに遅い時間になっていたため閉まっているようだった。ほっとしたような、残念なような複雑な気分。でも、今度ローマに来たら、ぜひ来てみたい。

Museo_del_purgatorio

ディナーは、お昼に入るかどうか迷った「Settimio all'Arancio」(セッティミオ・アラランチョ)へ。テラスが空いてたので、またまたテラス席へ。お店は、大きい通りから一本裏道に位置しており、車も通らず、夕暮れ時でなかなかいい雰囲気だ。

Caprese con mozzarella di Bufala

Settimio_allarancio_1

これまたうまい。トマトも食べれて嬉しい限り。オリーブオイルの瓶も一緒に出されて、自分でかけて食べる。このトマトを子供の頃から食べてたら、みんな絶対トマト嫌いにはならないだろう。

Tagliolini al tartufo nero

Settimio_allarancio_2

黒トリュフの平麺パスタ。かなり贅沢な黒トリュフの量。お皿を置かれた瞬間、いい香りが漂ってきた。もちろん、味は推して然るべき。

Polpettone alla crema di basilico

Settimio_allarancio_3

バジルクリームソースのミートローフ。メイン料理は、ローマでは、この店のものが一番おいしかった。最後の晩餐に相応しいおいしさ。

他にも食べたかったが、さすがに連荘で、こってりイタリアンを食べまくってたせいか、ちょっと小食気味。日本に帰ってから、写真を見ていると、もっと頼んで食べといたらよかったと後悔。

食後は、お約束のジェラート。夜のローマを散歩しながら、また「ジョリッティ」へ。遅かったので、もしかしたら閉まってたらどうしようと心配していたが、客は少ないものの、まだ開いていた。

Gelato_finale

あいかわらず、種類が多く迷ってしまう。しかも、どれ食べても激ウマなので、ローマに住んでたら、毎日通ってしまいそう。

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「DEATH NOTE デスノート 前編」

2006-06-23 | 映画

Deathnote

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記されたノートを拾った夜神月(やがみライト)は、興味本位でテレビで見た犯罪者の名前をノートに書き込んでしまう。翌日、その名前の人間が死んだ事実を知り、最初は恐怖を覚えたライトだったが、やがて理想的な世の中を作るべく凶悪犯たちの名前を次々とノートに書き始める・・・。

「週刊少年ジャンプ」に連載されていた人気漫画が原作らしいが、全くの未読。というか、そんな漫画があることさえ知らなかった。なので、原作に対する思い入れ全くなし。映画館で、他の映画が始まる前にたまたま流れた予告を見たら、意外とおもしろそうな感じだったので見てみることに。

2部に分かれていて、しかも配給がワーナーということで、この映画に対する気合の入りようが感じられる。予告及び前半の展開から、カルト映画である「処刑人」のように、法律では裁ききれない犯罪者を殺していくという、おそらく多くの人が考えたことがあるであろう行為によって、一種のカタルシスを感じられる映画なのかと思っていた。

が、途中から映画は違う方向に。最初は正義感の強かった主人公が、あんなに変わってしまうのが、人間の二面性を見さされているようで、ある意味怖い。欲を言えば、犯罪者を裁いていた主人公が、どんな心境の変化で、あのように変わっていったのかが、もっとうまく描かれていたらよかったかな。後半の見所である、ライトとLの頭脳戦はなかなか緊迫していたけど。

「デスノート」というアイテムによるアイデア勝ちの映画ではあるが、それなりに楽しめる内容にはなっている。ただ、途中の挿入歌は何とかならんかったのかな。入れるところないから、しょうがなくここで音楽流しました感がありあり。いい曲なのに、あそこで流されたらスガシカオが可哀想。

なんやかんや言っても、この先のストーリーが気になるので、おそらく後編も見に行くでしょう。それにしても、後編、もっと早く上映してくれんかな。もしかして、封切り前にビデオやDVD出して、儲けようという魂胆なのか。11月には前編の内容忘れちゃいそう。

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サン・ピエトロ大聖堂&広場(ローマへの旅33)

2006-06-22 | イタリア旅行2006

サンピエトロ大聖堂のクーポラに上った後は、聖堂内を見学。

まずは、この聖堂と広場の名前の由来にもなっている聖ペテロ像。イエスの弟子であるペテロは、異教の罪で皇帝ネロにより、この地で逆さ十字架に架けられたという。キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝が、その殉教の地に建立したのが、このサン・ピエトロ大聖堂である。

その聖ペテロ像。右足に触れると、幸福が訪れるというので有名。というわけで、たくさんの観光客が右足を触るために並んでいる。僕も、ちゃっかり並んで触ってきたのだが、あまりに多くの人が触れていくため、その右足はツルツルで、足というより靴のよう。

Statua_di_pietro

クーポラの真下には、ブロンズの天蓋(バルダッキーノ)がある。これも天才ベルニーニの作品。高さは29メートルもある。

Baldacchino

入り口右側奥には、この聖堂内に入る人は誰もが足を運ぶであろう、有名なミケランジェロのピエタ像がある。磔によって死んだキリストを胸に抱き、その死を嘆く母マリアの像。ミケランジェロが25歳の時の作品。実際、目の前にしてみると、あまりの素晴らしさに言葉が出ませんでした。

Pieta

外に出てみると、すでに少し薄暗くなってきている。入る前は、広場にあれだけいた観光客も、すでにまばらになってきている。

広場中央のオベリスクは、カリグラ帝が1世紀にエジプトから運んできたもの。16世紀末に、聖ペテロが逆さ十字に架けられた場所に移された。

Piazza_di_san_pietro_1

大聖堂横の門に立つスイスの衛兵。このしゃれた制服は、ミケランジェロがデザインしたもの。

Guardia

左右に2列、284本のドリス式円柱が並ぶ、楕円形のサン・ピエトロ広場。回廊の上には140体ものカトリックの聖人像が並んでいる。中廊の中心には目印があり、この上に立つと、柱が重なって1本に見え、広場が広がったような錯覚を覚える。この広場を設計したのもベルニーニ。すごい。

Piazza_di_san_pietro_2

Piazza_di_san_pietro_3

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サン・ピエトロ大聖堂のクーポラへ(ローマへの旅32)

2006-06-21 | イタリア旅行2006

日曜日のお昼に行き、人が多すぎて入るのを諦めた、サン・ピエトロ大聖堂。すでに夕方近いということで、さすがに空いているだろうと行ってみることにした。まだ行列はあるものの、この前ほどではない。ということで、並ぶことに。

Basilica_di_san_pietro_1

列は途中で、クーポラ行きと聖堂内行きの二つに分かれている。まずは、今まで一度も上ったことのないクーポラへ。エレベーターを使うのと、階段を歩いていくのと2通りの行き方があるのだが、今回は階段は使用不可。どっちにしろ、エレベーターを使うつもりだったので、チケットを買って、エレベーターで一気に。

エレベーターを降りて歩くと、大聖堂内部のテラス部分に入る。上を見上げると、天井がすぐ近くに感じる。あんまり人が見ないような天井付近にも、妥協を許さないかのように細かい絵がびっしりと描かれている。

Basilica_di_san_pietro_2

下を覗くと、ちょうど何かの儀式(ミサ?)が行われている最中だった。後陣に位置する聖ペテロの司教座が見える。その後ろが金色に輝いていて、厳かな雰囲気をより一層醸し出している。これもベルニーニの作とのこと。それにしても、ローマ市内を歩いていて、ベルニーニの作品に出会わない日がないくらいだ。

Basilica_di_san_pietro_3_1

壁にも色々な絵が描かれていると思ったら、近くで見ると小さな異なる色の石が嵌め込まれて絵になっていた。これひとつ作るだけで、どれだけの時間がかかったのだろうか。

Basilica_di_san_pietro_4_1

エレベーターを降りた後は、すぐクーポラの頂上まで行けると思っていたのだが、その考えは甘かった。そこから頂上まで、まだかなりの距離。壁が傾いた狭い通路や螺旋階段をぐるぐる歩きながら、汗だくになってやっと頂上に到達。地上132.5m、最高の眺めが待っていた。特にサン・ピエトロ広場側の景観は素晴らしい。まっすぐ走るコンチリアツィオーネ通りの先にサンタンジェロ城、テヴェレ川、その右向こうにローマ中心街を望むことができる。

Basilica_di_san_pietro_5

景観を堪能した後は、後ろ髪を引かれながらクーポラを降りることに。途中でクーポラを振り返ると、その横から覗く夕日が美しく思わずシャッターを切ってしまった。

Basilica_di_san_pietro_6_2

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「ポセイドン」

2006-06-19 | 映画

Poseidon

大晦日の夜。豪華客船・ポセイドン号では、新年を迎えるため華やかなパーティーが開催され、人々は思い思いに豪華な船上パーティーを楽しんでいた。しかしその時、巨大な津波がポセイドン号を一瞬にして飲み込んでしまう。船は完全に転覆し、乗客たちは上下反転した船の中に閉じ込められてしまった・・・ 。

パニック映画の名作「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。監督は、「トロイ」「パーフェクト・ストーム」「Uボート」などで有名なウォルフガング・ペーターゼン。

津波が来る前に、元消防士の男やら、自殺志願者のじいさんやらのちょっとした人物紹介のような話はあるが、あとあとこの人物設定は全く関係なし。最後にちょっと「アルマゲドン」っぽい展開はあるものの、それほど感動するほどではなかった。正味100分弱の映画だから、しょうがないといえば、しょうがないか。

この映画の見所は、そんな人間ドラマよりも、次々に起こる迫力シーン。冒頭の津波による転覆シーンも、これまで何度も予告で見たにもかかわらず、なかなかの迫力。たいした人間ドラマもなく、いきなり、こんなに早く転覆させといて話がもつんかと思ったが、意外や意外、次々迫り来る災難で、話の展開も早く、ラストまであっという間だった。これだけアクションに徹した作りをしてくれると、逆に潔く、見ていて楽しいね。それだけに、B級っぽい感じはするんだが。

流行りものの「ダ・ヴィンチ・コード」見て、「よーわからんかった」という輩には、気分直しにこの映画見るのがおすすめ。例え泥酔してても、絶対にわかるストーリー。というか、飲んでから見たほうが楽しめるかも。

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「cielo (しえろ)」

2006-06-18 | グルメ

津山市に「cielo (しえろ)」という、おいしいイタリアンがあるとのことで、行ってみた。なんでも、大阪のイタリアンの名店「ポンテ・ベッキオ」で修行していたシェフらしい。町屋を改造したものらしく、津山城下、城東の町並みに相応しい佇まい。

Cielo

ランチのコースは、ABCの3コースあり。せっかくここまで来たので、本日の特選素材を使用したというCコースを頼むことにした。

真鯛のポワレ レタスのソース

Cielo_1

鰯とチンゲン菜のタリオリーニ

Cielo_2

子羊のソテー

Cielo_3

パンナコッタ タピオカマンゴーソースとミルクジェラート

Cielo_4

いやいや、これはおいしかった。素材の味を生かした、まさにイタリアンの王道をいく味。期待はしていましたが、津山ということで正直ここまでとは思ってませんでした。前菜、パスタがおいしいのはもちろん、メインの子羊のソテーは、火の通り具合も絶妙で、噛むと子羊の旨みがじゅっと口の中に広がる。あと、手作りというパンもおいしかった。ディナーでも来てみたいが、津山なので、なかなか足を運べないのが難点。

ちょうど帰り道に、B'zのボーカル稲葉の実家であるイナバ化粧品店の前を通ったので、写真だけ撮った。

Inaba_bz

帰りにトイレ休憩で寄った道の駅にいた河童。ちょっと可愛い。

Kappa

ずっと前から気になっていた「めだかの学校」があったので、寄ってみる。

Medaka

施設内は、めだかがたくさん。よく考えたら、めだかを見るのは、小学校の時以来かも。小さな淡水魚ばっかりの水族館もある。

同じ敷地内にあるヨーグルト工房で、ヨーグルトのソフトを食べて帰った。

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「インサイド・マン」

2006-06-15 | 映画

Insideman

マンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。犯人グループのリーダー、ダルトン・ラッセルは人質全員に自分たちと同じ格好をさせる。警察側の交渉人は、14万ドルの小切手紛失で内務調査課から疑いをかけられている敏腕捜査官フレイジャー。一方、銀行の会長ケイスは、有能な女性弁護士マデリーンに、貸金庫内の私物の隠蔽を依頼する…。

冒頭から、なかなかスタイリッシュな映像で、期待は高まる。いきなり何の前触れもなく、銀行強盗事件が始まるのもスリリングでおもしろい。だが、映画が進んでいくにしたがって、この期待感と緊張感が明らかに無くなっていってしまったのが、残念だった。

主犯を演じているのは、「クローサー」や「シン・シティ」でうまい演技をみせてくれたクライヴ・オーウェンだが、今作では、前半の時点で、「この犯人、人殺したり絶対せんな」というのがわかり、緊張感が減少。予告で見る限りなかなかの迫力だったんだけどなぁ。どんな状況でも落ち着いているし、頭も切れるし、そこらをうまく演じすぎて逆効果になったような。例えば「ダイ・ハード」の犯人のように、頭は切れるくせに、ある意味、どこか抜けていて、何するかわからんような犯人の方が、観ている側に恐怖心が伝わってくると思うのだが。

脚本もアイデアはおもしろいし、それなりに凝ってはいるのだが、多くの人が予想が付きそうなオチではある。というわけで、「なるほどな」とは思うのだが、いまいち爽快感がなく消化不良だった。キャストが豪華だっただけに、残念だ。

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「BAR UNICO(バル・ウニコ)」

2006-06-14 | グルメ

少し前の土曜日に、友人と麻雀して別れた後、なんか小腹が減ったので、岡山市平和町にあるスペイン料理のお店「BAR UNICO(バル・ウニコ)」へ。

閉店時刻がわからなかったので、覗いてみたら、お客さんが全然おらず。さすがに1時前だからもう閉まるのかと思ってお店の人に聞いたら、「大丈夫だから、入って」と言われたので、お言葉に甘えて入ることに。以前バーだった場所で、何度か来た事があったので、中は見覚えあり。

サルチチョン・イベリコ・デ・ベジョータ

Bar_unico_1

イベリコ豚から作られたサラミソーセージ。

パッリーネ・アラビアータ

Bar_unico_2

ピッツァ生地を小さなボール状にして焼いた上に、ピリ辛オイルソース。重めの赤ワインと合いそう。

スカンピのなんか(名前忘れた)

Bar_unico_3

コーヒーのグラニサードとバニラジェラート

Bar_unico_4

コーヒー味のカキ氷みたいなもの。食後に食べるとすっきり。

スペイン料理って、あんまり食べないからどうかわからないが、どの皿もなかなかおいしく頂けました。イベリコ豚を使った料理がいろいろとあるのは嬉しいです。遅い時間に来たにもかかわらず、お店の人も感じよかったのも Good !

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「Matricianella」(ローマへの旅31)

2006-06-13 | イタリア旅行2006

ランチは、「Matricianella (マトリチャネッラ)」というフリットがおいしいというお店へ。

Matricianella

Fritto misto

Matricianella_1

いわゆるミックスフライ。衣がサクサクしていている。真ん中に見えるのは、ポテトコロッケ。イタリアだけに、フライの中身は、カボチャの花やモッツァレッラなど。どれも、むちゃくちゃおいしい。こればっかり頼んでワイン飲んでもいいぐらい。Fritto romano という羊の脳みそのフライも食べたかったが、妻に却下された。

Rigatoni con pajata d'abbacchio

Matricianella_2

子羊の小腸とトマト風味のリガトーニ。半分ぐらいはおいしく食べれたが、結構こってりしているせいか、お腹にもたれて全部食べきれなかった。

Bocconcini di vitella con carciofi

Matricianella_3

仔牛のボッコンチーニ、アーティチョーク添え。またまたこってりしたものを頼んでしまった。けど、お肉は柔らかくて全部食べれた。ローマで食べる本場イタリアンは、なかなかおいしいけど、メイン料理に限っていえば、日本のイタリアンレストランで出る方が、おいしい気がする。

車がほとんど通らない裏通りにあるせいか、テラスで食べていると、どこからともなくフルート吹きがやって来て、演奏を始めだした。タダでこんなことするわけないわなと思っていたら、何曲か演奏後、案の定チップを要求してきた。他の客がどうするか見てから決めようと思っていたら、いきなり最初にこっちにやって来た。よくわからないので、とりあえずチップは渡さず。様子を見ていたら、半分ぐらいの客がチップを渡していた。こういう場合、チップを渡した方がいいのかな。

通りを眺めながらランチを食べていると、多くのサラリーマン風の人たちが、おいしそうなジェラートを手にしながら歩いていた。この近くにおいしいジェラート屋があるに違いないと、ジェラートを持った人を辿っていくと、すぐ近くに「Champini (チャンピーニ)」というジェラッテリアを見つけた。

Ciampini

ここのジェラートも激ウマ。日本のチョコ味のアイスと違って、こっちのはチョコ本来の甘みがしっかりしていて美味すぎる。

Ciampini_gelato

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アウグストゥス帝廟~スペイン広場(ローマへの旅30)

2006-06-12 | イタリア旅行2006

マルグッタ通りからアウグストゥス帝廟までは、遠そうに思えて意外と近かった。

Mausoleo_di_augusto

ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスのお墓。エジプトのアレクサンダー大王の墓を模して建造されている。雑草や木々が生い茂り、後ろから見ると遺跡には見えず。西暦29年に造られた物なので、約2000年の歴史が染み付いているのだろう。

ローマ市内をのんびり歩いていると、小さな広場に市場のようなものを発見。

Negozio_di_vendure_1

日本でもよく見るものから、ローマでしか見られないものまで、いろいろな果物や野菜を売っている。

Negozio_di_vendure_2

でっかい carciofi (アーティチョーク)を剥いているところを発見。日本では、ほとんど売っているのを見たことがないけれど、こっちではかなりポピュラーな食べ物。

その後、またブラブラしながら、スペイン広場まで歩く。休日ほどではなかったが、あいかわらず、ここはすごい人ごみ。せっかくなので、愛想の良さそうなイタリア人に声を掛けて、スペイン階段をバックに写真を撮ってもらった。

イタリア語で話しかけたら、おじさんは大喜びで、「イタリア語、しゃべれるの?」と聞いてきた。「ちょっとだけならしゃべれる。」と言うと、飛び跳ねそうなほど大喜び。日本が大好きで、何度も行ったことがあるとのこと。最初は、気を使ってか、簡単な単語を使ってゆっくり話してくれたのだが、徐々に興奮してきて早口になってきて、最後のほうは半分ほどしか理解できなかった。それでも、楽しい実践イタリア語講座を受けることができ、超ラッキーだった。

ランチを食べる予定のお店の場所が、ボルゲーゼ宮の近くだったので、コンドッティ通りを歩いて行くことに。途中すごい人だかりができていたので、何だろうと見てみると、ブルガリの店に小さなクレーン車が突っ込んでいた。

Bvlgari

なんでも、二人組みの泥棒がショーウィンドウにクレーン車で突っ込んで破り、宝石等を盗もうとしたが、意外とガラスが頑丈で、ひびは入ったものの割れず、そのまま何も盗れずに逃走したとのこと。なかなか間抜けな泥棒さんたちです。

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マルグッタ通り(ローマへの旅29)

2006-06-10 | イタリア旅行2006

ポポロ広場から南に向かって、バブイーノ通り、コルソ通り、リペッタ通りの3本の通りが走っている。まっすぐ進んでいくと、スペイン広場に突き当たるバブイーノ通りを歩いていく。途中、道一本路地に入ると有名なマルグッタ通り。

Via_margutta_e

朝早いせいもあって、誰も歩いておらず、たまに地元の人らが立ち話をしている程度。この静かな通りをゆっくりお散歩。この通りに、「ローマの休日」でグレゴリー・ぺックが住んでいたアパートがある。”マルグッタ51番”と地図には書いてあるが、その近辺まで行ってもよくわからず。なぜか外で新聞を読んでいた地元のおっちゃんが、「それ、ここやで」と教えてくれた。

思っていたよりも狭い入り口を入っていくと、意外と広い中庭が。

Via_margutta_51a

映画は2,3度見たことはあったが、それも随分前のことなのであんまり覚えておらず。というわけで、撮影場所がどこなのか、見当がつかない。こんなことなら、行きの飛行機の中でちょうど「ローマの休日」が流されてたので、ちゃんと見ておくべきだったなと少し後悔。よくわからないので、雰囲気の良いところで何枚か写真を撮っといた。

Via_margutta_51b  Via_margutta_51c

Via_margutta_51c_1

その後、またぶらぶら散歩。朝のローマの清清しい空気が、気持ちよい。

こちらは、この通りにふさわしくおしゃれなリストランテ。まだ開店前。

Via_margutta_ristorante

ローマを歩いてると、至る所で目に入るちっちゃな噴水。この噴水もなかなか個性的。ローマでは、噴水に変な顔の彫刻付けるの流行っていたのだろうか。

Via_margutta_d_1

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「トランスポーター2」

2006-06-09 | 映画

Transporter2

どんな依頼品でも正確に目的地へと送り届けるプロの運び屋フランク。今回、運転手として6歳の少年ジャックの送り迎えという簡単な仕事を引き受けたのだが、ある日二人の前に冷徹な女殺し屋が現れ、ジャックを誘拐されてしまう。

前作「トランスポーター」に引き続き、製作・脚本にリュック・ベッソン、監督にルイ・レテリエ。もちろん主演は、ジェイソン・ステイサムだ。

この映画で、ストーリーはあってないようなもの。前作や「タクシー」シリーズ同様、リュック・ベッソンらしく、子供でもすぐ理解できるほどのゆるーいストーリーで、お話は進んでいきます。もちろん、この作品を見にわざわざ映画館に足を運んできている人は、そんなこと百も承知の上でしょう。

この映画の見所は、ジェイソン・ステイサム演じるフランクのアクションに尽きます。今回も、様々なド派手なアクションシーン満載で、初っ端からラストまであっという間に過ぎていきます。前作のBMWからアウディに乗り換えてのカーアクションはスゴイのひと言。”そこまでするか”とか”そんなことできるわけないぞ”というリアリティからは、はるかにかけ離れたアクションなんですが、逆にそこがまた爽快感を感じられる。
しかも、そこまでやっといて、ほとんど車に傷ついていないし、めっちゃ自分の車を大事にしているフランクがお茶目でおもしろい。

それにしても、主役フランクのキャラクターがまたまた格好いい。ピンチになっても動じないところもいいし、あれだけ大暴れしておきながら自分のスーツの着こなしを気にするところなど、筋肉ムチムチのアクションスターというよりも、007のジェームズ・ボンドっぽいキャラ(悪人顔のダニエル・クレイグより絶対ジェイソン・ステイサムの方がいいな)。前作では自分のルール破っちゃって事件に巻き込まれる事になっちゃいましたが、今回は最後まで筋の通った振る舞いで、ますます好感度アップです。ブルース・ウィリス以来の”ハゲ格好いい”おやじでした。

このハチャメチャさで、続編も期待したい。

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ほたる公園

2006-06-08 | 日記

今週にも岡山が梅雨入りすると聞いたので、ホタルを見に行くことに。

どこに行くか迷ったが、タウン情報岡山に載っている高梁中井町のホタル公園に行くことにした。去年は、足守の大井トンネルに行ったのだが、思ったよりも数が少なかったので、今回はちょっと遠いけど、北のほうへ。

ナビに、高梁市中井町西方と入れて向かっていったが、途中国道180号を外れて何だか山道に。タウン情報の地図とは離れて行ってるみたいだけど、と不安になったが、ナビを信じて行くことに。かなり山道を走ったところで、「ほたる公園」があるという看板を発見して、ほっと安心。そこからは、ナビを無視して看板の指示通りに走る。当分走ったところで、川を発見。そこに、「ほたる公園」という灯籠が建っていた。

Hokubou_hotaru

よく見ると、ホクボウ・ホタルの里と書いてある。なぜだかわからないが、真庭市の北房「ほたる公園」まで来てしまっていたみたい。とにかく無事着いたのでラッキー。

ガードレール越しに川を覗くと、すごい蛍がいっぱい。川沿いにぶらぶら歩いていったが、夜遅いせいもあってか、誰も見に来ている人がおらず、貸しきり状態。真っ暗な中、ふらふら光りながら飛び回ってるのもたくさんいて、幻想的ですごく綺麗。写真を撮ろうとしたが、光が弱いせいか、デジカメの性能がよくないせいか、何度撮っても真っ暗になってしまう。

写真は諦めていたが、一匹ふわふわこちらに飛んできて、目の前のアスファルトの上に止まった。おっ、と思って一枚撮った。

Hotaru

しばらく待って、おしりが光った瞬間、フラッシュを消してもう一枚。

Hotaru2

これだけだと、ホタルか何かよくわからず。それでも、光った瞬間が撮れたので一人で大満足。

それにしても、ここはなかなかのおすすめスポットだ。20~21時くらいに来たら、もっといっぱい飛んでいるのかな。また来年も来てみようと、ナビに場所を登録して帰った。

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