なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒヨドリバナ(キク科)多年草

2012-10-26 18:56:49 | 草花
 ヒヨドリが鳴く頃に咲くから、この名がついたというヒヨドリバナ・・8月の末からずっと長く咲いていましたが、
近頃では、あちこちに種が見られるようになってきました。
タンポポの綿毛のように、白い冠毛を開き、風の力で種を運ぶ支度をしています。









 

 蓮如上人御旧蹟 浄土真宗 聞光寺

2012-10-25 19:37:40 | 旅行
 昨日、老人会の研修旅行で、蓮如上人ゆかりの守山市聞光寺に参拝しました。
坊守さまから、聞光寺の由来や宝物について、ご説明頂きました。(以下聞光寺略縁起より抜粋)
 この寺の開基性妙は、1459年本願寺第八代法主蓮如上人の御来駕を請い、この地に道場を造営しました。その後の
1471年の頃まで13年間、上人は当寺を幽棲の地と定め、近江、美濃、尾張等を遊化しては、ここへお帰りになられました。
また、当時矢島少林寺に御逗留中の一休禅師はたびたび当寺へお立ち寄りになり、蓮如上人と睦まじく法談をかわされ
ました。数多くの法宝物は現在も残り、ご自作の庭園築山の古色等一木一草のたたずまいも当時のさびと宗教的静けさを
とどめ、訪ねる者の心を打ちます。
















上人御自筆の御歌です。「ききしよりあらみ(荒見)ごとなる紅葉かな 詠(ながめ)にあかぬ 秋のよそおい」
荒見は当地の地名で、歌の中に詠み込まれています。



一休禅師の御筆です。ここを会庵(かいあん)と名づけられました。





蓮如上人の腰掛けられた石といわれています。庭園の中にあります。




ヨモギ(キク科・ヨモギ属)多年草

2012-10-24 19:08:02 | 草花
 ヨモギに花が咲いていました。みんな下の方を向いて咲いています。
筒状花がいくつか組み合わさって、糸状のシベのようなものをたくさん出しています。筒の中からにゅっと黄色いものが
出てきているのもあります。ヨモギは風媒花で、花粉を飛ばして受粉をします。花粉症の原因にもなっているとのこと
です。花の何処から花粉を飛ばすのか、花のつくりについて、詳しく説明したものが見当たりませんでしたので、よく
わかりませんでした。
ヨモギは、ヨモギ餅、もぐさ、ヨモギ湯などいろいろと利用されている植物です。










オナモミ(キク科・オナモミ属)一年草

2012-10-23 13:35:52 | 草花
 先日メナモミを撮影しましたので、オナモミにも出会いたいものだと思っていましたら、荒神山の山裾で、何本かの
オナモミを見つけました。
葉は既に枯れ初めていましたが、たくさんの棘をもった実がいくつも出来ていました。
オナモミは雌雄異花で、雄花は枝の先につき、白みを帯びたふさを束ねたような感じで、雌花は緑色の塊のようなものの
先端にわずかに顔を出すそうです。







実の先端に特に大きな棘があり、この間に雌花がありました。



葉はメナモミとよく似ていて、鋸歯のある大きな葉です。

キズタ(ウコギ科・キズタ属)常緑つる性樹木

2012-10-22 14:03:25 | 樹木
 荒神山の山裾の道から曽根沼公園へ下りる北側の入り口の所に、キズタにすっかり覆われたサクラの木が立っています。
キズタには、丁度球形に小さな花が集まって咲いていました。黄緑色で、5弁の花に雄しべも5本開いています。
蜜が美味しいのか、大きな蜂がブンブンとお食事に来ていて、写真を撮るのもひやひやでした。
果実は翌年の春に黒く熟すそうです。
キズタはつる性の樹木で、茎からたくさんの根を出して、ほかの木や岩に貼りついていきます。葉は全縁で、卵形が多い
ですが、中に3裂したものや、5裂したものも見られます。