なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ニセアカシア(マメ科・ハリエンジュ属) 和名ハリエンジュ

2014-05-26 10:25:00 | 樹木
 ヤマフジと交替して、荒神山のあちこちで白い花房をいっぱい下げている大きな木は、ニセアカシアです。
北米原産の木で、明治に渡来し、街路樹や公園樹として植えられましたが、痩せ地や砂地でもよく育ち、
今では多くが野生化して、問題にもなってきています。
当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいましたが、後に本来のアカシアの仲間が輸入され、区別するために
ニセアカシアと呼ばれるようになりました。しかし、今でも混同されていることが多いそうです。





















クサフジ(マメ科・ソラマメ属)多年草

2014-05-25 08:02:21 | 草花
 ナワシロイチゴを見つけた宇曽川の川べりで、クサフジにも初めて出会いました。種が水の流れに運ばれて来て
芽を出したのでしょうか、1箇所だけ咲いていました。葉と花がフジに似ていることが名前の由来のようです。
葉は、羽状複葉で、やや薄く、18~24個ほどの小葉と巻きひげがついています。
花は青紫色の蝶形花で、総状花序のやや一方に偏って、密についています。果実は長さ2~3cm巾5mmぐらいの
豆果です。クサフジにもいろいろな種類があるらしいです。




















スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ族)常緑つる性木本

2014-05-24 08:57:53 | 樹木
 曽根沼公園駐車場の入り口にスイカズラの花が目につきました。もう、咲き始めたのですね。
2個ずつくっついて咲く花は、4裂した上唇と、細い1枚だけの下唇をぱっくり開けて、楽しく歌っている
みたいです。初めは白かった花が、だんだん黄色くなってきますので、金銀花とも呼ばれています。
管状になった花を引き抜き、管の細い方を口に含んで吸うと、よい香りがして、花の蜜の甘い味がすることから
スイカズラと名づけられたといわれています。日本全土と東アジア一帯に分布するということです。


























ナワシロイチゴ(バラ科・キイチゴ属)ほふく性落葉小低木

2014-05-22 15:54:15 | 樹木
 逢いたいと念じていると、いつか逢えるものなんですね・・。
今日は、宇曽川の川べりで、ナワシロイチゴに出会いました。稲の苗代を作った頃に実が熟したので、この名が
ついたということです。花の萼は開いていますが、紅紫色の花弁は閉じたままです。先から雌しべの柱頭が
のぞいています。雌しべが成熟すると、花弁が落ちて、雄しべの葯が開くということです。花弁は、落ちるまで
開くことはないのですね。雌しべはたくさん集まっていて、その周りを雄しべが取り囲んでいます。
果実は、1.5cmの球形の集合果で、6月には赤く熟します




















ヒョウタンボク(スイカズラ科・スイカズラ属)落葉低木

2014-05-21 12:57:23 | 樹木
 沙々貴神社の本殿裏には、ヒョウタンボクの花も咲いていました。この後出来てくる赤い実が2個ずつ
くっついて出来るので、瓢箪に見えることから名づけられたそうです。
スイカズラと同様に花も2個ずつくっついて咲いています。また、花の色が、最初は白く、次第に黄色くなって
いくこともスイカズラと同じです。但しこの木は、スイカズラのようなつる性ではなく、低木です。
ヒョウタンボクは、日本の固有種だそうです。山地に自生する落葉樹ですが、観賞用として、庭木などに利用
されています。