なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ナツミカン(ミカン科・ミカン属)落葉小高木

2014-05-21 09:03:50 | 樹木
 アゲハ類の食草にと、連れ合いが10年程前に植えておいた鉢植えのナツミカン・・鉢を破ってすっかり根付いて
しまい、大きな木になってしまいました。昨年冬には5個程の実をつけ、今春食べてみましたら、何とか食べられる
ぐらいの味になっていました。
 この頃、たくさんの花を咲かせ、よい香りがしています。アブや蜂、蝶などいろんな昆虫が訪れます。
よく見ると、雄しべがくっついていて、その先にたくさんの葯がつき、独特の形をしています。
雌しべの柱頭は、ミカンの赤ちゃんのような姿をしていて、可愛いです。

























ギョリュウ(ギョリュウ科)落葉小高木

2014-05-19 13:41:07 | 花木
 沙々貴神社には、境内にギョリュウの花も丁度咲いていました。
ギョリュウ(御柳)は、中国原産の花木です。幹は、直立し、枝は細く、先は柳のように垂れ下がります。
葉はスギナに似て、針状です。花は、薄紅色の総状花序をつけ、5月と8月下旬に2回咲きます。
うまく撮れませんでしたが、一つ一つの小花は、萼片が5枚、雄しべ5個で、ぱっと開きます。






























ベニバナカラタネオガタマ(モクレン科・オガタマ属)常緑樹

2014-05-19 10:41:53 | 花木
 沙々貴神社の参道入り口近くにベニバナカラタネオガタマの花が少し開いていて、甘い香りを辺りに漂わせて
いました。中国原産のカラタネオガタマの園芸種で、花色が赤紫色です。別名ポートワインノキとも呼ばれて
います。花弁は、2cmぐらいで、花が開いても3cmぐらいと、小ぶりな花です。
 カラタネオガタマの香りは、初めてでしたので、納得がいきました。むせかえるくらいの強い香りでした。



















                              オマケ画像は、本殿裏に咲いていたチョウジソウです。

ヒトツバタゴ(モクセイ科・ヒトツバタゴ属)落葉高木 別名ナンジャモンジャ

2014-05-17 13:22:14 | 草花
 昨日、安土の沙々貴神社にナンジャモンジャの花を見に行きました。
雪を被ったように丁度満開になっていました。楼門近くのこの木が一番立派でしたが、杜の木立の中にも、表参道の入り口の所にも何本か植えられていて、花が咲いていました。
 正式には、ヒトツバタゴといわれるこの木は、日本では、対馬と岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県など
限られた地方にのみ自生しているそうです。
 花期は、5月頃で、新枝の枝先に円錐形の集散花序をつけます。花冠は深く4裂しています。
雄株と両性花をつける株があるということです。


























タニウツギ(スイカズラ科・タニウツギ属)落葉低木

2014-05-16 19:28:07 | 樹木
 荒神山の山裾の道を車で走っていくと、新緑の中にピンクの花がひときわ映えて目につきました。近寄って見ると
タニウツギの花でした。葉は対生していて、縁には、細かい鋸歯があります。葉の裏には全面に白い毛があります。
花冠は2.5cm~3.5cmの漏斗形で、蕾の状態の時は、紅色が濃く見えます。先が5裂して開き、雄しべが
5個、花柱が1個見えます。花柱は、花筒から少し突き出て、先が丸くなっています。
 タニウツギは、日本の固有種だそうです。