遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

葛で染める

2008-07-03 10:40:12 | ブログ

Kuzljpg

葛で染めるとこんな色。

では、手順のご紹介。

染めるものは毛糸(ウール100%)または絹

蛋白質に染めつくので

木綿の場合、呉汁につけて干しておく

花が咲く前の葛の葉を

染めたいものの二倍の重さ集めます

Kuzu 花はこういうの                                               八月半ば頃咲くかな?                                          葉の中に潜む色は                                            花が咲く前とあとで変わってしまいます                                 葉の採集時期によっても色は変わるようです

この葉をアルカリで20分ぐらい煮て一回茹でこぼし

繰り返し煮て、3,4回は染め液を煮出します。

これを、酸で中和。

(アルカリは、灰を溶かして漉しても、重曹を使ってもOK

酸は、お酢でも酢酸でもOK)

この染め液のなかに絞った毛糸や絹を入れ(温度変化はあまり急にならないように)

火にかけて20分ぐらい煮る

さめるまで放置、ときどきゆすってムラにならないようにする

この染めたものをよく絞って銅の媒染液に入れてよくさばき

一度広げて絞って風を入れて20分ほどつけておく

このときの温度はぬるま湯程度

媒染したものをよく絞って

風でさばいて再び煮染めする。沸騰状態で20分。

よく水洗いをして干す

煮るときの容器は

ステンレスか

琺瑯びき

銅を使うので

食用の鍋と兼用はご法度だそうです

銅の媒染剤は10円玉で作ろうとしたけれど出来ませんでした。

塩酸があれば出来るかな?

それで昨日買いに行ったのです。

本によっては緑を染めることは出来ないから

刈安の黄色に藍の青を重ね初め染めと書いてあったりしますが

葛は緑を染められます。

媒染剤によって色は変わるし

熱を加えて染めては駄目という草木染もあります。

たんぱく質がなくてもよく染まるものもあります。

いろいろだけれど

そうたくさんの経験があるわけではないので

今回は

葛染めだけ。

葛の葉は、目の詰まったお洗濯ネットに入れて

煮出しますと

漉す手間が省略できます。

本来染色をやる方は

きっちり

厳密な作業をなさるので

私のような大雑把はもしかして

超・邪道かもしれない

遊びで楽しむ人だけ真似してやってみて

コメント (5)
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パソコン初心者に朗報!

2008-07-03 09:58:49 | ブログ

2ink いつも写真を眺めに行っては

目を皿にして眺めている男鹿人さんのこの記事

読んでいるうち

Oさんて私じゃん

と、自意識過剰な私はわくわく

でも、ちっとも意味がわからない。

でも書いてあることをやってみた!

わお!

すごい、ファイルは小さくなった。

写真だけでなくスキャンした画像もやってみた

OKOK!

ホームページは画像がドカスカ増殖しているから

これは助かる。

和代さんは、余計な情報はちゃんとカットしてあるって。

和代さんもファイルの保存のことを

よく書いているけれど

私のレベルじゃわからない

と、パスして読んでいたけれど

ちゃんとパソコンがわかっている人って

こんなことも出来るのね。

私ぐらい初心者の人

この記事覗いてみて!

久子さんと

ゆすらうめさん(はFUMIさんに教わるかな?)

必見です。

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