遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「はぐれ鷹」で電気が消える謎

2010-02-16 15:08:42 | 本と雑誌

弟子入りして、屋根裏部屋の電気が

夜10時ごろには消える謎は

ただ

そこの主婦が

コンセントからプラグを抜いただけ

 

要するにケチってエコったわけ

多分いつまでも本を読んで電気を使われることに

その主婦はイラついていたのでしょう

この居候した家にはとげとげしい空気が充満していて

屋根裏部屋では常に緊張して

針の筵のような暮らし

 

一軒の家に入ってみると

傍目には信じられないような空気が

展開している 

そういうものだと思うけれど

世間一般は違うのだろうか

 

我が家なんか

天狗の隠れ蓑に身を包んで一日暮らし

そこで見聞きしたものを実況放送されたら

恥ずかしくて

二度と世間様に顔向けできませんよ

 

コンセントを抜く

ということでは

あるおばあちゃんが

そこに行ってもお茶が出ない

お嫁さんが電気ポットのコンセントを抜いて行くので

自分のためにお湯を沸かせないのだからだそうです

 

???

 

何でそんなこと

よそで話すの?

なんで

そんなことするの?

 

と思ったが

なるほど了解。

 

針の筵のような緊張のみなぎる家庭

これは体験があるから分かる。

家族が相和し最もくつろげる場所というのはいいことだけれど

家族の中が一番きびしい

そういうことはあるのだろうなと思う

 

鷹匠様の家は

鷹匠様  息子夫婦(息子は鷹匠を継がなかった)

孫(一時おじいちゃんに弟子入りするが

脱落。ロックとバイクに現を抜かし 

リーゼントに髪を固めたプータロー)

凄い人間関係だよ。

この孫が実は魅力的。

 

人は見かけによらない

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

殺す

2010-02-16 06:46:56 | 本と雑誌

pi-これはとびのピーだけれど

鷹も正面から見ると  目が寄って見えて

かわいいらしい

「はぐれ鷹」読み始めて

まず  犬を殺す場面が出てくる

鷹の餌にするので 飼い犬が弱って余命いくばくもないから

殺せと 鷹匠に弟子入りした主人公が命ぜられる

 

山里さんの家で

テンがいたずらしてる話を読み

皮を剥いて

襟巻きにしちゃえば

なんてコメントを書いたのは

これを読んだからで

 

私も軽い付和雷同人だ

 

実際はまず鳥類哺乳類は殺せない

虫がやっと

白魚の踊り食いは

恐ろしいと思っていることを気取られないように

必死で気取って食べた

 

本当は小心者だ

 

「このはぐれ鷹」

紹介したい場面が次から次へとでてくる。

 

まず主人公は鷹匠に弟子入りするために

大学を出た後2ヶ月工事現場で働いて稼いだお金を持って

どう 断られても

師匠の近くでテント暮らしをして粘って

弟子入りするんだか

人一倍馬鹿みたいに粘る人間というのが凄く好きだ。

自分にはないからかもしれない

 

やっと許された屋根裏暮らし

夜 本を読むのが欠かせない楽しみなのに

突然電気が消える

何回か続いてその謎が解けるんだが

(その話は又書く)

ろうそくを買ってきて

読むのさ。

 

私は子供のとき

夜中まで本を読んで怒鳴られ

布団の中にスタンドを引き込んで読んだっけな

 

ともかく「はぐれ鷹」

魅力的な本だ

 http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/mm_bk_data/mm_spcial/natureman_No25.html

この人がモデルかもしれない

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする