遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

藍の生葉染 8月にした

2012-07-02 14:09:48 | 業務連絡

4日にこれをやろうと思ったが

YAYOYAYOBAは7月は参加できない

サキコサンは連絡がつかない

雨が降るかもしれないし

なので やめました

Yアトリエでお絵かきです

藍は摘んできて家に持ち帰って各自やれば?という話もありましたが

それはダメのようです

新鮮でないと 化学変化が起きてしまう

で 摘んですぐやる

電源がいる 

流しがいる

ミキサーがいる

ボールがいる

(うち 琺瑯びきの大きいのどこやったっけ?)

木綿のものは 呉汁で下処理を

と言ったけれど

タンパク質に反応して染まるのではなくて

イオンがどうたらという化学反応で染まるんだった

だから 木綿はダメ

建て藍の染料は少々あった

(でも 武蔵に使われそうだ)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンリ・ルソー

2012-07-02 07:40:50 | 絵画

11911595_2

ピカソが終生持っていたルソーの女の肖像って

どれだろう

と思っていたら

これらしい↑

この絵は古道具屋にあって

貧乏な絵かきたちが上に絵を描くために買っていく

古キャンバスとして山積みなっていたのを

ピカソが見つけったんだって

5フランだかで買ったの

のちに何千フランも出すから売ってくれと言われても

ピカソは売らないでずっと持ち続けていたそうだ

このえを元に洗濯船でルソー礼賛の宴が持たれたというの

有名なエピソードらしい

11911600

女の肖像

私はこっちの方が好きだ

ルソーはデッサンができない

という風に言われているけれど

これらの絵は

そんなに破たんは感じない

12106559

このえのイヴはあり得ない形

上の宴で

ピカソはたぶん本当に礼賛したのだと思うけれど

当時の空気は結構ルソーを揶揄し馬鹿にしている風があったらしい

ルソーの描く人物は正面から描くものが多いけれど

そうしか描けないのではなく

それでないと 気がすまなくなってきたのだろうと思う

11911583

このえの女性なんか

微妙なポーズだもの

このえはかなり早い時期の絵だ

それで

考えたんだけれど

ルネサンス以降の遠近法とか明暗とか

そういうたぐいのものって

あたかも科学的みたいな 視覚的にとらえる正しい筋道みたいな

思い込み

これって幻想だ

人間がものを見るとき

もっと多様な見え方をしている

写真みたいな正確さは 写真やらせればいいのだ

でも 写真では写しきれないものが現実にはある

透視図法からの脱却 みたいなことは

ピカソの愛人フランソワーズ・ジローの日記にもしばしば出てくる

KINU洋画会でみんなが描いている絵を見ても

一見 そういうデッサン力がありそうに見える絵と

摩訶不思議な世界に行っちゃう人の絵とある

そうだな 人間の目には何種類も タイプがあるんだな

という風にこの頃思う

ルソーはルソーの遠近法で絵を描いているのは確かだし

人物画へんてこなのはそれで 絵の中では一体化しているものな

ルソーは 天才だと思うよ

ポスト印象派展で ルソーの絵を前にして

本当に不思議だったから

天才って 多分 常人では計り知れないほどのこだわりを持ち続ける才能

これが必須に違いない

言ってみりゃ ほとんどキチガイだ

そういったら Y さん 自信持っちゃったかも

でも逆が真とは限らないし

ハハハ




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする