この像は国立西洋美術館にもある
通り一遍 この像を巡るエピソードは聞いていたけれど
今回
この話の第4章の終わりのエピソードが
カレーの市民がらみの話だったので
検索して 少し詳しくわかった
100年戦争で カレーがイギリスに降伏交渉をしなければならなくなり
カレーの有力者6人と引き換えに市民の命を救ってもらう
という
話
結局6人の英雄的行為のおかげで
市民も助かり6人も命を奪われなかったんだけれど
その子孫の 殺人事件の
謎の秘匿
それを 死者を行為だけ蘇らせる
ロクス・ソルスの仕掛けで暴かれる真実
という話
6人の英雄の一人だったという
フランソワ・コルティエという人の子孫という設定で
ふうん
6人の中にフランソワ・コルティエという人が居たのか?
と思って 検索したら
6人の名前にこの名前はない!
なんだ!レーモン・ルーセルのでっち上げか!
この4章の中には
花押を巡るような話が合って
これまた面白い
これ
秀吉の花押
スレイマン一世の花押(トゥグラというらしい)
これに似たものが
フランスにもあったのだ
上のカレーの市民も表彰されて
貴族扱いというわけにはいかないが
代々フランソワという名を調子が相続できるとか
花押に似て
ç この↓の足がマムシの形になっているとか
別の話にもサイン代わりの図形の話が出てくるのが面白い