遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

花てぼさんへ

2012-07-06 19:20:40 | 絵画

絵を描いていたら

ポリン♪

と音がして

花てぼさんからコメントが入ったお知らせだった

Img_1217

このメビウスの輪みたいに見えるのは

ただの円筒形の金属の腐食した物体

写真だと手前の円と向こうの円の大きさの違いが強調されてしまう

焦点距離が人間の目と違うから

シャベルは置き方が違う

写真の比率は生かしてみるかな?

と思って手を加えている

この向こうに電線が行きかう空を描こうと思っているので 

焦点距離の短いのを生かす方がいいかも 

と思って

そうすると如雨露も変わるんだわ

全く平面的に描けば

メビウスの輪状態に見えて

悩ましくて 魅力的かも!

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 花咲山怖かったそうだ

2012-07-06 18:45:37 | 朗読

温泉で 彩友会の友達に会った

この間のお話大好きコンサートで

近所に住むよそのお孫ちゃん連れてきてくれたが

私が読むときはいなくなっちゃってて残念だったが

孫ちゃんが

花咲山が怖くて耐えられなかったそうだ

彼女の意見では

切り絵は小さい子には向いていないのでは?

というので

びっくりした

そうかあ そういうこともあるのか?

わが子たちは滝平さんの絵本は好きだったので

そういう感じ方が珍しかった

子供は絵本の絵でどんなイメージを持つのだろう?

わが子らの場合

はだしのゲンを小さいときに見せたのがトラウマになって

ヒロシマによっても資料館にはかなり大きくなっても怖くて入れなかった

私自身はどうだったのだろう?

幼児の時見た絵本のことはほとんど覚えていないが

幼稚園でもらったキンダーブックの挿絵

雨が瓦に落ちて 色が変わったポツポツが描いてあった

雨が どこにでも落ちていくというような内容の詩だったと思うけれど

頭の中には雨のそういう

様子が頭の中に湧いてきてうれしかったのを覚えている

件のお孫ちゃんは感受性豊かな子なのだろう

絵本から子供がどんなイメージを描くか

謎だ

Img_1299973_39347396_1
いろいろ検索してみると

この絵が怖いという話がいろいろ出てきた

そうか

幼児には怖いのか

コメント (2)
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私 ちょっと 怒り狂っているの

2012-07-06 11:47:37 | ただの記事

体の具合が悪いといって動けないでいるのに

(私ではない)

動かないなら私がやる

と言って

それは無理なのが分かっているのに

強迫的言辞

仕方がないから病人は働き始めた

そういう梃でも引かないのは嫌いだ!

どうして具合が悪いと言っている人を

放っておけないのだ!!!!!!!!!!!

もう

うんざり!

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ルソーの謎

2012-07-06 08:56:02 | 絵画

何が一番謎かというと

ピカソがルソーの何に影響を受けたのか

ルソーの何をどう考えたのかということ

つらつらいろいろな絵を眺めると

ルソーが天才的に素晴らしいというのはわかるけれど

その摩訶不思議

構図とか画面を構成しているものの要素とか

すごいものだと思う

しかも描き方は全体を見通すのではなく背景から

部分の集合というような描き方をするらしい

それで

この画面 とっても立派な交響曲

というのは天才だあ

と思う

いろいろ破綻はあるけれど

その破綻がまた意味ありげに

謎を投げかける

 

破綻といえば

ベルリン美術館展で

ルソーよりよっぽどしっかりした絵を描きそうな巨匠の絵に

破綻を見て

なんじゃ?

と思った

Img939

アンニーバレ・カラッチという人の16世の絵

この橋の上の線が右さがりなのは異常です

なんでえ?と繰り返し見てきちゃった

素人が巨匠の絵をそんなことで 言及するのは

噴飯ものだろうけど

なんでえ?

20070907_150096

この有名な

(楽園のカンバスのテーマの絵)これなんか

この裸婦 いかにもルソー

言ってみりゃ へたくそな裸婦だけれど

ここにアングルみたいな裸婦が来たらおかしいよ

↓これルーブルにあるのよね

800pxjean_auguste_dominique_ingres_

でも ルソーはルーブルで模写をしていて

自分ではこういう新古典主義のような絵を描いているつもりだったのかもしれないのよ

カラッチの絵のような樹木の描き方が

ルソーに影響を与えた

という感じもする

でも

ルソーを通ると別物になってしまう



O0249039912027310957



これを描いたのはクラナッハという人だけれど

ルソーはジェロームとか好きだったけれど

それよりクラナッハ的ではないか?

という話を読んだ

↓ ジェロームの絵 

Cleopatra_before_caesar

私自身はクラナッハは好きだがジェロームはむかつく

微妙

S1010003

このルソーの奇妙な赤ん坊の絵

世田谷美術館にあるのね

今度見に行こう

このえは何ともバルバラの「ウイッティントン少佐」の物語と

共通項を感じる

マリオネットを持っているからか?

だいたいこの赤ん坊は現実感がなくぎごちない

ウイッティントン少佐のお家にいる召使も奥方も娘も

皆自動人形だからね

そのぎごちなさ 現実感の乏しい

偏執狂じみた堂々としたさま

そういうところに共通項を感じる

でもそれは象徴主義とかシュールレアリスムとか関係ない

現実感が乏しいのに何とも言えない世界に誘う表現

これが共通かも 

こういうのって

脳みその問題だと思うんだが

で 

この豊かにいかれているルソーは

目を見開かせてくれる

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