いろいろ
芸術について意見があるけれど
今日公民館の展示作業をしていて思った
普通の市井のおばちゃんにとって
芸術とは何か
こう 地域の人たちが絵を楽しんで描いていてさ
もちろん苦しんでいる人もいるけれど
おおむね
凡人にとっては心と脳みその食べ物だよな
子供たちにとってもそうだろうなと思う
美術館や博物館にいくと
別宇宙のようなハイレベルのものを見るわけだけれど
それも同じくだ
そう考えると エンターテーメントとどう違うんだ?
芸術が学問の対象になったり
専門的な芸術家が 苦悩の挙句生みの苦しみの
その果てに成し遂げるようなことは
まず 凡人には どうでもいいよ
結果を ごちそうになる そういうことだ
凡人という立場は気楽でいいぞ
この頃車を運転しながら歌いまくっているのだが
声がこんなに出ない老人になってしまって嘆きはするが
でも
歌の無い人生というのもないよなと思う
高校生の合唱を聞いていて
合唱のあの音響の中にいる
そういうことがない若者時代というの
ちょっと考えられないけれど
(もちろん合唱が嫌いな子もいるだろうけれど)
こういうことってなんだろうね
ともかく 私には ほとんど食べ物のように感じる
深く感動するとか考え込むとか
狂乱状態になるとか
官能的でもあり
人間はこういうものなしでは生きていけない
そういう気もする
ごちそうにもいろいろあるように
魂の食べ物もいろいろだ
公民館の文化祭みたいなところでは
そりゃ レベルと言えば まあ 市民講座レベルだといえば
なんだか平べったい言いようだけれど
でも 地域の人たちが こうやって楽しんで いいなあ
と 思ったのよ。
御馳走が 宮廷料理ばかりじゃなく
キャンプ料理や どんぶり飯があるようなものだわ
しかし 今夜はまた それなりに
密教美術について 考察を深めるとするか!
いやはや 退職後の老人生活もいいぞ!
オゾン展のはがきがもっといるというので
100円ショップに行って
またはがき用紙を買ってきて
印刷にかける前にインクヘッドのクリーニングをやったが
何回強力クリーニングをやっても直らない
マゼンタが出ないのだ
このマゼンタ リサイクルインクを使っているせいかなあ?
まだインクはジャボジャボ残っていたが
正規のインクと交換したが
二回クリーニングをやって
やっと色が出た
私はケチなので
この残ったインクが惜しくて
乾かないように 何とかしようと
姑息な手段を講じている
今頃はあちこちの地区で文化祭というのが行われ
KINU洋画会でお世話になっている太田公民館でも
文化祭 いろいろな展示の準備だった
会場に行くと
一杯人がいて
なるほど文化人っぽい奥様方や
男の人もいたけれど
奥様方が多いな
場違いだが
KINU洋画会として参加だからな
あまり文化的でない私も絵を持ってった
この一番左の絵をお描きになる方ね
異色の方なんだけれど
その手の美術団体の方で
色々賞を取ってもいらっしゃって
ということだが
年年 絵も変化してきて
面白い
ケーキ屋さんのKさんの
急遽仕上げたそうで
絵が濡れてて
展示作業をした別のK氏(上の写真の左端の人)
背広に絵具が着いちゃった
作者のK氏ははた迷惑な結果になったことには気が付いていない
この絵の左側にかける絵を展示作業をしていた人が落としてしまった
額縁が崩壊してしまった
心臓がバクバクしたよ
その額縁は借りものだったようだ
まず展示するのに代わりの額縁が必要だし
その弁償はどうするのだろう
保険も入ってないし
(高価そうな額縁だった)
作業した人は謝っていたが
関係の方たちはかなり不満そうだったが
親切に展示作業をやってくださったのだしな
困った
展覧会の時 ガラス入りの額はNGというルールにしたほうがいいと思う
ガラス入りは重いのだ
私の絵は大先輩に挟まれて飾ってもらった
左がわがKINU洋画会最長老のH氏右は地域の御大O先生
O先生の家は公民館となりなので
オゾン展のはがきを配達に行った
広いお庭に樹木が一杯植わっていて
二軒もお家が建っているよ
どの郵便ポストに入れればいいのか迷った
でも 後で会場でお目にかかったので話は通じたのだ
明野の文化祭の準備も今日で 掛け持ちなさってお忙しかったようだ