この間 絵描きのカズサンが
わが家の近くの筑波山の向こう側のオートキャンプ場で
キャンプしたみたいだった
そこでの火おこしの話が出ていた
火おこし初心者みたいだった
結局うまくいかず
バーナーで火をつけたのかな?
わが家のキャンプ生活でも
火がうまくつかずインチキして油を使ったり
(油絵の道具持っていくから 筆洗オイルの汚れたのなんか振り掛けちゃうんだ)
するけれど
わが家の家族は全員火おこしはできる
子供たちの話では 仲間内では 結構 特技なんだそうだ
(でも マッチや着火マンがないといけないのはインチキだけど)
縄文村では 摩擦熱使って火を起こす体験もあるよね
製鉄技術の夜明け頃の物語のドラマで
製鉄炉の製作で ポイントは 空気の通り道の設計
というのを見たことがある
キャンプ生活を子供時代に一杯やってきたのは
こういうことが自然に身につく話だなと思った
田舎に お餅つきをやりに来たとき
(お姑さんがずっとお餅つきの手伝いに通ってたが
高齢で 武蔵にバトンタッチした
そのころ子供たちは小学校低学年)
田舎の家は 家の中に竈があった!
そこで もち米を蒸かすところからやらせてもらえたのだ
これの火の番が 息子の担当で
面白がることこの上なしだった
田舎は
火を起こすのに
段ボールに山盛り杉の枯葉をためてあった
小枝もためてあり
薪もあり
(里山は 薪のための存在でもあるから
どんぐりの樹が多い
どんぐりの樹は 火持ちがいいのだな 多分)
この杉の葉は 火付がいいい
これで燃え上がった火を
小枝に移し それを薪に移し
そうやって火をつけるのだよ
空気の通り道を確保するように枝を組み薪を載せ
火のつく順番を思い描いて 枝や薪の大きさ太さも考える
こういうことのご褒美が
よく燃え上がった炎
私自身は キャンプは子育てで初体験
竈は 田舎を親戚に持って初体験
火おこし体験はわが子の同級生だ
ふいごの話で こういうことを思い出した