わが家族に小動物嫌いが二人いる
母と おばさん
母は小さい生き物が怖い
踏んづけそうで厭なのだって
ネズミを怖がること半狂乱だった
おばさんはきれい好きで 動物は汚すし
花壇だって歩き回って踏むし 嫌う
(よく私を飼ってるよね)
まあだから同じ家には住めないから
われらが田舎に来ることになったら
家は自分で建てろ!
と納屋のあったところを提供してくれたのだ
さて
私の小動物飼育歴は
幼児のころウサギを飼ってた
ウサギと言えば
子供たちが小さいとき
武蔵が高速道路で拾ってきたパンダウサギ
子供に与えて飼った
ウサギ孤独じゃかわいそうと
つがいにしたので
子供が生まれたが 生まれた子供
わが子らがあまり覗きすぎて
死んでしまった
その死骸をおばあちゃん(私の母小動物恐怖人間)に
死んじゃったの と見せたものだから
もう卒倒しそうになって
大変だった
さて ネズミ
わが家が本郷にあったころ
東京に修学旅行で来て本郷に泊まったことがある人はご存じだろうが
本郷は旅館が多い
それで ネズミが多い
わが家の天井裏もネズミの運動場
わたしは本郷で子供を産んだんだが
(生んだのは板橋の病院だけど)
ネズミが赤ちゃんをかじる!と恐怖だった
そこへ 野良猫がやってきた
猫!
?猫も赤ちゃんに乗っかって窒息させた事件もあった
恐怖
それで まず手始めに
その猫 放し飼いにすることにした
つまり 餌で手なずけて
家に入れなかったの
猫が界隈にいればネズミが逃げるかもと思ったが
甘かった
で 赤ちゃんが大きくなって猫にやられる心配がなくなってきたころ
だんだんに
猫が入って来ていい場所を広げた
最初は台所だけ入っていいよ
としたりね
(ちゃんと言うこと聞いたよ)
さて その猫 ネズミは 取った
然し ネズミはおもちゃにするだけの猫で
ネズミがあらぬところで死んでいて
大変なことになった
どこかわからないところで腐っていったのだ
さ 朝ごはんの支度だ
続きはまたね
あ 話は別だが 銀座のネズミって巨大だよね
あ も一つ
ネズミを捕るのはネコ
鳥を取る猫は トコ
ヘビを取るのは ヘコ
金魚を取るのは キコ
魚を取るのは サコ
よ