LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

安野 光雅

2006-06-10 | その他
画家・絵本作家である安野光雅の世界を覗いてみた。
安野光雅は、NHKFM「日曜喫茶室」の常連として、時折出演していたので以前から知っていた。

今回、私が手に取った本は、「絵本 歌の旅」講談社。
表紙を開くと、右側に小タイトルとそれにまつわるエッセー。左側には淡い色調の水彩で風景画が描かれている。

一番目のタイトルは、「美しき自然」。
その中で、安野光雅はこんな事を言っていた。

自然は美しい。自然であればなんでも美しい。
これはおそらく真理である。
海野の底、洞穴の中、あるいは地中の木の根など見慣れぬ世界も自然なら美しいのだが、
普通に暮らしていると、その美しさに感応してきた体験のほうが乏しいだけだ。
・・・
私たちの美に感応する感覚は自然によって育てられたのだ。
芸術という仕事は、その自然に帰依する生き方だと思っている。


うーん。日々何に気づくか?かなり重要だ。
気づくのと気づかないのでは、かなり違う。
人生にとってもそうだろう。