桜山での宴の後、ほろ酔い加減の小生、日頃の運動不足の解消も兼ねて歩いて帰宅することにした。
桜山より偕楽園公園センターの前を通り抜け、月池方面に向かい千波公園を横断した。
途中、所々にある梅林が視界に入ったが、ライトアップされていないこのエリアでは梅花の様子はわからない。
さすがに梅花の季節も過ぎ去っているはずだ。
あまり気にも止めず歩き続けた。
多少肌寒い中、歩調はいつになく力強い足取りだった。
千波公園内の月池付近で小雨がちらついて来た。
立ち止まり周りを見渡すと、ライトアップされていない桜を目にした。
煌々とライトアップされながらも、乾杯前に一瞬見上げるぐらいで宴の席ではほとんど視界に入ってこない桜よりも、
暗闇の中、鈍く主張している桜は味がある。
恐らくそのような事を無意識に感じながら歩いていたのだろう。
千波公園を抜け一般道に出ると雨が気になってきた。
このまま歩き続けて帰宅すべきか否か。
あと2~3kmはあるだろう。
桜山まで送ってくれたスタッフに、帰りは歩いて帰ると言った手前どうかとは思ったが、
結局途中で迎えに来てもらうことにした。
帰宅するとすぐに風呂に入り、家内と一言二言話しただけでそのまま床に就いた。
問題はそれからだった。
床に入り暫くすると右ふくらはぎに激痛が走った。
今まで経験した事のない痛みだ。
あまりにもの痛さに、もがき苦しむ。
このまま激痛が続けば救急車でも呼ぶしかあるまい。
でも、病名は何と言うのだろう。
激痛の最中、何故かそんな事を考え始め、まずは家庭医学辞典を調べようと床から這いずり出ることに必死になった。
そうこうしている内に、ふと我に返ったのか、以前ぎっくり腰になったときに購入したシップがあることに気づいた。
しかし、こんなときに限って家内はのんびり風呂に入っている。
仕方なしに痛みをこらえながらシップを取り出し無造作にふくらはぎに貼り付けた。
暫くすると何とか激痛は治まってきたが、それでも時折痛む。
日頃の運動不足か、肌寒い中急激に力強く歩いた事か、それとも酒のせいか、
いずれにしても程々に...。
と自分に言い聞かせていた。
桜山より偕楽園公園センターの前を通り抜け、月池方面に向かい千波公園を横断した。
途中、所々にある梅林が視界に入ったが、ライトアップされていないこのエリアでは梅花の様子はわからない。
さすがに梅花の季節も過ぎ去っているはずだ。
あまり気にも止めず歩き続けた。
多少肌寒い中、歩調はいつになく力強い足取りだった。
千波公園内の月池付近で小雨がちらついて来た。
立ち止まり周りを見渡すと、ライトアップされていない桜を目にした。
煌々とライトアップされながらも、乾杯前に一瞬見上げるぐらいで宴の席ではほとんど視界に入ってこない桜よりも、
暗闇の中、鈍く主張している桜は味がある。
恐らくそのような事を無意識に感じながら歩いていたのだろう。
千波公園を抜け一般道に出ると雨が気になってきた。
このまま歩き続けて帰宅すべきか否か。
あと2~3kmはあるだろう。
桜山まで送ってくれたスタッフに、帰りは歩いて帰ると言った手前どうかとは思ったが、
結局途中で迎えに来てもらうことにした。
帰宅するとすぐに風呂に入り、家内と一言二言話しただけでそのまま床に就いた。
問題はそれからだった。
床に入り暫くすると右ふくらはぎに激痛が走った。
今まで経験した事のない痛みだ。
あまりにもの痛さに、もがき苦しむ。
このまま激痛が続けば救急車でも呼ぶしかあるまい。
でも、病名は何と言うのだろう。
激痛の最中、何故かそんな事を考え始め、まずは家庭医学辞典を調べようと床から這いずり出ることに必死になった。
そうこうしている内に、ふと我に返ったのか、以前ぎっくり腰になったときに購入したシップがあることに気づいた。
しかし、こんなときに限って家内はのんびり風呂に入っている。
仕方なしに痛みをこらえながらシップを取り出し無造作にふくらはぎに貼り付けた。
暫くすると何とか激痛は治まってきたが、それでも時折痛む。
日頃の運動不足か、肌寒い中急激に力強く歩いた事か、それとも酒のせいか、
いずれにしても程々に...。
と自分に言い聞かせていた。