NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

百円ショップの功罪

2010年10月04日 | 経済情報
ここ10年ほどの間に個店の多くが店を閉めている中で、リサイクルショップと百円ショップは増えていますね。

リサイクルショップについては、まだ十分に使えるものを次の方に有効に使っていただくことになりますので、それなりに意味のある仕組みだと思いますが、百円ショップはどうでしょうか。

私も百円ショップを利用しますが、安くて便利だと思う反面、何かしっくりしないと感じることがあります。

その理由としては、次のようなことが挙げられます。
(1)商品の品質が悪かったり、直ぐに壊れたりしても、「どうせ百円だから」と諦めてしまい、商品や店に対する信頼はほとんど感じない。
(2)少し古くなったり、故障するようになると、「どうせ百円だから」と捨ててしまい、ものを大事にしなくなる。

市場原理主義一辺倒ではいけない。
適正価格によって、商品は良くなり、客と店の関係も良くなる。そして、ものを大事にするようになる。

百円ショップとの上手な付き合い方を改めて考えたいものですね。
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