赤い羽根の共同募金が始まり、初日には学生たちの元気な声が駅頭に響きました。
ところで、共同募金は幾らぐらいのお金が集まっているのかご存じでしょうか。
第1回の共同募金は昭和22年に始まりましたが、この年の募金総額は5億9,000万円でした。
当時は、労働者の平均賃金が1950円、理髪料が10円の時代ですから、現在の貨幣価値に換算すると約1200億円から1500億円になるそうです。
その後の募金実績の推移をみると、平成6年度の265億円をピークに、平成24年度には190億円まで落ち込んでいます。
飽食といわれる時代の募金総額は、戦後の食べる物にも事欠く時代の七分の1程度になってしまったのです。
「日本には寄付の文化がない」とおっしゃる方もいますが、実は私たちが日常的な寄付をしなくなってしまっただけなのです。
NPO法人に対する寄付税制の整備も重要ですが、それよりも大事なことは「寄付の文化の再生」ではないかと思う今日この頃です。
ところで、共同募金は幾らぐらいのお金が集まっているのかご存じでしょうか。
第1回の共同募金は昭和22年に始まりましたが、この年の募金総額は5億9,000万円でした。
当時は、労働者の平均賃金が1950円、理髪料が10円の時代ですから、現在の貨幣価値に換算すると約1200億円から1500億円になるそうです。
その後の募金実績の推移をみると、平成6年度の265億円をピークに、平成24年度には190億円まで落ち込んでいます。
飽食といわれる時代の募金総額は、戦後の食べる物にも事欠く時代の七分の1程度になってしまったのです。
「日本には寄付の文化がない」とおっしゃる方もいますが、実は私たちが日常的な寄付をしなくなってしまっただけなのです。
NPO法人に対する寄付税制の整備も重要ですが、それよりも大事なことは「寄付の文化の再生」ではないかと思う今日この頃です。