NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

小正月と小豆粥

2010年01月16日 | エコでボランタリーな江戸の町
子どもの頃、正月15日の朝は必ず小豆粥を食べました。卓袱台(ちゃぶだい:脚が折りたためるテーブル)の中央に置かれたどんぶりには砂糖が盛られており、それをかけながら食べるのですが、友だちに聞いてもそんな食べ方をする家は一軒もなく、親父が甘いもの好きだから我が家だけの変わった食べ方だと思っていました。

小正月に小豆粥を食べる風習は平安時代に中国から伝わり、一年間の邪気を払い、万病を除くという意味から、現在でも各地に残っていますが、さすがに砂糖をかけるという話は聞きません。

ところが最近、江戸の風俗や事物を広く集めて分類、説明した守貞漫稿(筆者は喜田川守貞)に、次のような記述があることを知りました。
「正月十五日、十六日、俗に小正月という三都ともに今朝赤小豆粥を食す。京阪には此粥にいささか塩を加ふ。江戸は平日粥を食さず、故に粥を好まざる者多く、今朝の粥に専ら白砂糖をかけて食す也。塩を加えず。又今日の粥を余し蓄へて、正月十八日に食す。俗に十八粥という。」 

元々、砂糖は中国やオランダからの輸入物であり、鎖国の影響で庶民にとっては高嶺の花でした。八代将軍吉宗が甘藷の栽培を奨励したことから各地に広まり、需要が増えたのは幕末になってからですので、粥に砂糖をかけたのも江戸後期のことだと思います。いずれにしろ、親父が甘党だからという理由だけではなかったようですが、七草粥にも砂糖をかけて食べていましたので何とも言えないな~あ。

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吾妻山・ 菜の花情報(その2)

2010年01月15日 | 二宮町商工会の紹介
今日から二宮駅のコンコースに60個の「菜の花プランター」が置かれました。これは町内の二宮小学校、一色小学校、山西小学校の生徒たちが昨年から大切に育ててくれたものです。菜の花ウォッチングの横断幕も張られて、これでお客様をお迎えする準備が整いました。1月16日(土)から2月14日(日)の間は多彩なイベントが行われますので、ぜひ二宮町にお越しください。






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ガラスのうさぎ

2010年01月14日 | 地域情報・まちづくり
JR二宮駅南口のロータリーに、「ガラスのうさぎ」像が建っているのをご存じでしょうか。





「太平洋戦争終結直前の昭和20年8月5日、ここ(国鉄)二宮駅周辺には船載機P51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い生命がその犠牲となりました。この時、目の前で父を失った12歳の少女が、その悲しみを乗り越え、けなげに生き抜く姿を描いた戦争体験記「ガラスのうさぎ」は国民の心に深い感動を呼び起こし、戦争の悲惨さを強く印象づけました。この像は、私たち二宮町民が平和の尊さを後世に伝えるために、また少女を優しく励ました人たちの友情をたたえるために、多くの方々のご協力をいただき建てたものです。(記念碑文より)」





戦争で家族を失った少女を描いた高木俊子さんのノンフィクションは、実写映画やテレビドラマ、アニメ映画でも知られていますが、「ガラスのうさぎ」像がここに建てられていることをご存じの方は少ないと思います。文化勲章受章者の彫刻家・圓鍔勝三さんにより製作されたこの像は、二度と戦争があってはならないと、永遠の平和を願う人々の浄財によって昭和56年に建てられたものです。

菜の花ウォッチングにお出かけの際には、ぜひ二宮駅の南口にも回って見てください。
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より良い商工会運営をめざして

2010年01月13日 | 二宮町商工会の紹介
神奈川県内には19の商工会と広域指導センターとしての役割を担う神奈川県商工会連合会があり、相互に連携して商工業者の支援に取り組んでいますが、昨今の厳しい経済情勢に対処するためには、地域の商工会が巡回訪問や窓口相談で会員からお聴きした様々な声を共有し、今後の商工会運営に活かしていくことが求められています。

そのため、県商工会連合会では昨年末に「会員の声収集委員会」を設置し、会員の声を組織的に収集し仕分けする方法や、それを運営に活かす方策などの検討を進めていますが、昨日はその会議に出席しました。

県下19の商工会地域はそれぞれに特性が異なりますし、1万6千近い会員が抱える問題や課題も千差万別ですから、その声を収集すること自体が大変難しく、歩きながら考えているという状況ですが、昨年の12月に一定のフォーマットに沿って各商工会から報告を提出しました。初回とあって報告書の書きぶりにも差異がありましたが、一覧できる資料を作ってみると全体像が見えてきました。

地域別・業種別の特徴としては、①製造業が多く立地する地域では、業績の落ち込みが激しく下請けや孫請けになると更に深刻な状況である ②観光地を抱える地域では、宿泊客が減少しており地域全体に悪影響を与えている ③官公需要については、電子入札により地元企業が受注できないケースが増えている ④商業については、大型店の安売りに対抗できない、など依然として厳しい状況であることが改めて確認されました。

一方で、そうした状況に対処するために、販路開拓の支援、IT活用の指導、サービス向上のための講習会、成功事例等の情報提供などへの期待が寄せられており、前向きに取り組もうとする事業者も少なくないことも分かりました。

会議では、これからも会員の声を継続的に収集し、①相互に情報を共有する ②具体的な対応策を検討する ③行政へ情報提供する、ことなどを確認しましたが、二宮町商工会としてもこのような会員の声を真摯に受け止め事業運営に活かして、真に必要とされる商工会をめざす必要があると改めて認識を深めました。
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落花生のルーツは二宮町

2010年01月12日 | 地域情報・まちづくり
1月9日の神奈川新聞の4面は二宮町の企画特集で、坂本町長が「二宮ブランド」の開発を柱にした新しい産業振興を目指すことを篤く語っていらっしゃいますが、紙面の片隅に「二宮落花生物語」という興味深いコラムが掲載されていましたのでご紹介します。

その概要は、「二宮町釜野の二見庄兵衛が、明治初期に横浜で外国人から南京豆を数粒もらってまいたのが始まりで、その後に県内はもちろん、千葉、埼玉、茨城、栃木と関東一円に広がっていった。」というものです。日本で落花生の栽培は江戸時代から行われていたようですが、一般に栽培されるようになったのは明治に入ってからで、大磯町と二宮町で同時期に栽培が始められています。

以下は、二宮町郷土史(昭和47年、二宮町教育委員会)からの抜粋です。
「栽培発祥の歴史には、二宮説と国府説があり、議論はいまだに解決をみないが、それぞれの町にとっての特産物を、意義あらしめた功績は大きいものがある。
 1866年(慶応二)釜野の二見庄兵衛が生糸の原料の買い付けに横浜の商館を訪れたさい、一外国人から、南京豆(落花生)の一粒をもらって持ち帰り、自宅の畑に栽培したが、花は咲いても実がならず、どうしたものかと思いつつ根を抜き取ったところ、根の部分に実があって、始めて南京豆は根に実がなることを知り、近隣に普及させたのが最初であるとされる。なお、二見氏は、昭和十年に日本における落花生栽培の先駆者として表彰された。
 当時の落花生は「這い落花生」(地面を這うようにできる)で、株にならない種類であったが、明治七年ごろ、この「這い落花生」のなかから「立ち落花生」が発見され、収穫しやすい品種ができるとともに、味がよいため、食用に、搾油に、食品加工にと販路も大きくなり、栽培者も大いに増加して、盛況になったという。」

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現在、 二宮町の落花生生産量はとても少ないのですが、二宮町商工会員の5軒のお店が長年培われた加工技術と職人気質で、納得のいく香りをかたくなに守った落花生を製造・販売していますので、二宮町にお越しの折にはぜひお立ち寄りください。

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寅! 虎! トラ!

2010年01月11日 | 二宮町商工会の紹介
今年の干支は庚寅(かのえとら)、我が家のニッチにも折り紙の虎がいます。「庚」には、継続・償う・更新、「寅」には、敬い・助け合うという意味があるそうです。昨年まいた芽を伸ばすために、今年1年はお互いに助け合いながら仕事をすることと解釈したらよいのでしょうか。



二宮町商工会は、昨年、二宮町の協力を得て二宮ブランドの開発に着手し試作品を作りましたので、今年はその販売促進に向けて町とともに知恵を絞っていきたい。また、平成22年度に迎える創立50周年に向けて、昨年から記念事業の検討を進めてきましたので、今年は役員の皆さんと職員が力を合わせて成功させたい。

などと考えていたら、カミさんから「今年は、大トラになるのだけはやめてよ!」の一言。全て、初心に還って頑張ります!
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阪神・淡路大震災15周年 追悼イベント

2010年01月10日 | NPO
平成7年1月17日の早朝、神戸市を中心として、兵庫県南部、淡路島北部、大阪市西部をマグニチュード7.2の大地震が襲いました。5,500人を超える死者、20万を超える家屋等の損壊という戦後最悪の被害をもたらした想像を絶する大災害は、今もその悲しみが癒えることはありませんが、唯一の光明を見つけるとすれば、百数十万人と推定されるボランティアの活動だったと思います。この年はボランティア元年と名付けられて、こうした市民の活動に社会的な光が当たりました。

この時期になると、各地から追悼イベントのお誘いをいただきます。今日、1月10日は、「こうべあいウォーク2010」が行われています。最も被害の大きかった地域の一つである神戸市須磨区鷹取の周辺を特製の復興地図を片手に歩き、犠牲者の追悼と市民活動を支援するもので、神戸まちづくり研究所から連絡をいただきました。

1月17日は、大阪の應典院寺町倶楽部主催の「寺子屋トーク第57回」が開かれます。震災当時は学生としてボランティア活動に参加し、その後の人生が変わった震災世代4人が社会のリ・デザインを語ります。應典院は、檀家さんがいない、葬式をしない、それでいて全国で一番若者が集まる一風変わったお寺です。

他にも幾つかお誘いをいただいているのですが、思うように日程調整ができずに歯ぎしりをしています。
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NPOスタートアップ講座が終了

2010年01月09日 | NPO
昨年の11月からお手伝いしていた、藤沢市生涯学習大学の「NPOスタートアップ講座」の7回シリーズが今日で終了しました。





障害者の就労の場づくり、荒廃した農地の再生、自殺遺族が集う場づくり、傾聴ボランティア、日系二世の日本語教室など具体的な目標を持った参加者が多かったこともあって、NPOの役割、NPOを取り巻く法制度、NPOの実情・実務・手法を学ぶ、などかなり専門的な内容にもかかわらず受講者は最後まで熱心に参加してくれました。

「NPOは、パッション(想い)をミッション(かたち)にしていく仕組み」というキモが、どの程度皆さんに届いたのか不安でしたが、「初回に暗い顔をしていたAさん、今日は何か吹っ切れた明るい顔で帰っていったね」という相方の一言で、来年も開講することになりました。
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吾妻山・ 菜の花情報(その1)

2010年01月08日 | 二宮町商工会の紹介
二宮町の象徴「吾妻山」に、今年も「菜の花」が咲き始めました。例年に比べて開花が遅れ気味のようですから、見頃は来週から1月間ほどでしょうか。

二宮町観光協会では町内の各種団体と連携して、「菜の花ウォッチング」と称するイベントを1月16日(土)から2月14日(日)までの1月間にわたり開催いたします。二宮町商工会も1月23日(土)・24日(日)の二日間、JR二宮駅前にある公民館で「地場産品の販売会」を開催いたします。菜の花弁当や地元の特産品のほか、農協や漁協も出店を予定していますので、吾妻山観光の折りにはぜひお立ち寄りください。




富士山と菜の花



相模湾と菜の花


(ご注意)
*1 メインの登り口がある二宮町役場周辺には駐車場がありません。JRを利用して二宮駅までお越しになることをお薦めします。
*2 頂上までは急な階段と坂が15分ほど続きます。足に自信のない方は、二宮駅前のタクシーに「中里口」と告げていただければ吾妻山北側の緩やかな登り坂まで案内してもらえますので、こちらのルートをお薦めします。
*3 お車を利用される方は、二宮町生涯学習センター「ラディアン」裏の駐車場をご利用いただき、同じく中里口から頂上を目指してください。
*4 ワンちゃんは、残念ながら頂上の芝生広場には入れませんのでご注意ください。
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念入りしぐさ

2010年01月07日 | 二宮町商工会の紹介
あっと言う間に1月7日、松の内も今日までですね。1月15日までという地方もあるようですが、いつまでもお正月気分という訳にもいきませんので、二宮町商工会の松飾りも今日でお役目終了です。





ところで、江戸時代は市中を焼き尽くすような大火が何回もありましたが、鰹節で有名な「にんべん」の店舗は享保6年(1721年)の建築以来度重なる火災にも類焼をまぬがれて残り、大正12年の関東大震災で焼失するまで200年以上も火事に遭わなかったそうです。竈神にお供えする荒神松との結びつきからでしょうか、「にんべんの門松は火災除けになる」という俗信が広まり、年の瀬に門松を立てると通りすがりの人が松を抜いていくため、正月を迎えるまでには丸坊主になってしまったそうです。

にんべんが火事をまぬがれたのは、店舗が堅牢な土蔵作りであったことに加えて、主人が四半刻(約30分)もの時間をかけて火事の予防をすることが日課になっていたからですが、このように念には念を入れたチェックで事故を未然に防ぐことを江戸しぐさでは「念入りしぐさ」と言います。二宮町商工会でも念入りしぐさを徹底して事故ゼロに努め、それにあやかろうとする人に松飾りを丸裸にされる日がくることを目指したいと思います。
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年末調整指導会を開催中!

2010年01月06日 | 二宮町商工会の紹介
青色専従者や従業員の方に給料を支払っている事業主の方は、年末調整の手続きを行っていただく必要があります。二宮町商工会では平塚青色申告会と共催して、1月5日から12日までの間、年末調整の個別指導会を開催していますので、ぜひご利用ください。




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ビジネスブログ講習会

2010年01月05日 | 二宮町商工会の紹介
昨年、二宮町商工会はプレミアム商品券の発行と二宮ブランドの開発という大きな事業を二つ手掛けましたが、小粒でもピリリとした「ビジネスブログ講習会」も開催いたしました。

講師の中小企業診断士の竹内幸次さんは、ビジネスブログ界のカリスマとも呼べる方で、本当に良い先生にお願いできたと感謝しています。何しろ、竹内さんは「中小企業診断士ブログ」で検索しても、「風景写真ブログ」で検索しても常にトップに表示されるのですから驚きです。

竹内さんのキレのある講義に参加者が必死に付いていくという図式で、「ここまでで分からないことありますか?」「何が分からないかが分かりませーん!」という段階から、「RSSリーダーってなに?」の課程を経て、何とか参加者全員がブログを立ち上げるまでになりました。(私のブログも門前の小僧的に覚えたものです。)

2時間×4回の講習会ではノウハウの一部しか吸収できませんでしたので、後は各人のブラッシュアップ次第ということになりますが、二宮町商工会では今後とも皆様に真に必要とされる事業を企画したいと考えています。

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以下は、講師と参加者(継続して更新中)のブログアドレスです。

中小企業診断士 竹内幸次 ブログ
竹内幸次の風景写真ブログ

二宮整体院 院長ブログ
無添加パン屋 むーにゃんのブログ
「武井設備」のズバリ水道ブロgoo
保険代理店マインズプラスブログ
美容室プラタナスの樹の創髪美容師 井上晃路のブログ
リンパマッサージ講師 リンパセラピストのブログ
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仕事始め

2010年01月04日 | 二宮町商工会の紹介
今日は1月4日、二宮町商工会は仕事始めです。お正月飾りにミニチュアの獅子舞を置きました。軽く触れたり振動を与えると、お囃子とともに楽しく踊り始めます。





何年か前に湯島天神で見たのは、高さ50㎝ほどでガラスケースに入っており自動販売機のようにお賽銭を入れると動き出すものでした。その時は感激しましたが、今や数千円で市販されているのですから驚きです。価格が安くなることは歓迎しますが、これって良いデフレ? 悪いデフレ?

昨年のビジネスブログ講習会でお世話になった中小企業診断士の竹内幸次さんは、ご自身のブログで次のような新年メッセージを述べています。

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「中小企業経営の最大の武器は、変化への順応力です。大きく変化する経営環境に合わせてダイナミックに新しい一歩を踏み出すことです。

世界が、産業が、顧客や消費者が今か今かと待っているものがあります。

それは「一流さ」です。

長期的な視点を失った軟弱な低価格戦略にはもううんざり。世界が待っているのは、一流の意識、製品、パフォーマンスです。

そして、一流の経営を支える一流の努力です。」

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二宮町商工会も「一流の経営を支える一流の努力」を目指しますので、今年もよろしくお願い申し上げます。
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江島神社に初詣

2010年01月03日 | 日記
1月2日は江の島に初詣にいきました。江島神社の御祭神は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた三人姉妹の女神様ですが、江戸時代には神仏習合によって江島弁財天への信仰が集まり、江ノ島詣の人々で大変に賑わったようです。絶好のお日和の中を辺津宮、中津宮、奥津宮から稚児が淵、江の島岩屋までフルコースを回りました。











ペット連れの参拝者も多く、この日は20匹以上のわんちゃんに会いましたが、やはりありました「ペットの御守り」。最近は、深川八幡、横浜成田山、鶴岡八幡宮などでも扱っていますが、一押しは伊豆ぐらんばる公園の前にある神祗大社です。ペットと茅の輪潜りもできますし、御守りを買い求めると神主さんが大麻(おおぬさ)でペットに御祓をしてくれるのですから! 私も今月末には行く予定なので、詳しくお伝えしたいと思います。






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エコでボランタリーな江戸の町

2010年01月02日 | エコでボランタリーな江戸の町
2010年1月1日の神奈川新聞に、探そう「幸せのかたち」と題する社説が掲載されていました。

「かって右肩上がりの成長はどこまでも約束されたもののようだった。戦後の仕組みの終幕とは、政権交代ばかりでなく、そうした幻影への見極めでもある。黙っていても実現した安心や豊かさ。これからは「右肩下がり」の世の中をいきていかねばならない。

十分でない果実を前に、それでも幸せを得るにはどうすればいいのか。もちろん政治や行政の役割は大きいが、それのみに頼らない覚悟や知恵、そのための模索も必要ではないか。
 (中略)
私たちも生活のかたちを変えていかなければならないのではないか。自分さえ豊かならばという長い固執から脱したい。自分だけの視座を離れて一人一人が社会とのかかわりを確実に取り戻したい。かっての人々の支え合いやつながり。そうした成熟こそ求めたい。

私たち自身がどんな社会をつくりたいのか。その思いと政治の成長戦略が呼応して初めて変革の世の中が動き出すのではないか。そこに新しい社会連帯と幸せのかたちこそ学びたい。」

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現在のような低成長の時代にあっては、264年間も超成長が続いた江戸時代から何かヒントが得られるのでないかと考えます。今年はこのブログでも、「エコでボランタリーな江戸の町」というカテゴリーで、究極ともいえる循環型社会、消防や教育までも民間が担っていた自治の仕組みなど、濃密な人間関係のうえに成り立っていた江戸時代の人々の支え合いについてご紹介したいと思います。
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