無敗の田中を巨人打線が攻略

日本シリーズ第6戦が昨夜宮城Kスタで18:30過ぎから行われた。
まず、初回表、長野三振、松本三振、高橋と三人を切って取り、裏菅野3番に四球4人で無難に切り抜けた。

しかし、2回の裏菅野の投球には抜けるボールが目立ち、四球、松井のライトインタイトル2ベースで、2,3塁サード線ぎりぎりのゴロライン外で村田捕球、広島でのミスから阿部捕手大きく右に構えフォワスト送球指示、1点、ロペスのトンネルミスで2点目を楽天に献上した。
これで、相手マー君だからと諦めて眠ってしまった。

それが、5回坂本の2塁打２つエラーのロペスの2ランホームランの同点で目が覚め見てしまった。高橋の勝ち越し打、6回には村田のライト線への2塁打で、坂本の内野安打、ボーカーのゴロの間に進塁、又ロペスの大きく弾むゴロで村田生還得点した。菅野7回ヒットで走者出すも嶋をショートゴロのダブルプレイでしのぎリズムを作り3安打降板、山口1と1/3、マシソンで2/3で8,9回切り抜けた。

田中は12安打、4失点でも、9回まで投げ抜き、8,9回の投球は160球投げたことを思わせない150のスピードボウルで打者高橋を打ち取った。あっぱれな投球であったが、無敗がここで途切れて2-4で１敗を喫した。

ALPS等汚染水対策

多核種除去設備（ALPS)では作業に使ったシートの置き忘れ（忘れないチームもあり、思い込み作業のミスで相互協議が行われておれば防げる事故）などのトラブルで、試験運転中で、処理薬剤腐食によるタンクに穴が開くというトラブルで本格運用になっていない。

汚染水対策として一日でも早く運用が望まれるが、汚染水に含まれる63種類の内、β線を出すトリチウムだけ除去できない。αβ線は衣服を通さない粒子線、δΧ線は衣服を通す電磁線で、βは極薄い衣服は通すがαより安全である。しかし、トリチウム（三重水素）が放射線を出してヘリウムに置換するとDNAを破壊してしまうから怖い。このようにトリチウムは外部被ばくはしないが取り込んだ魚介類を食べると内部被ばくをするので、ALPSで除染された水を海へ放出すれば、トリチウムを放出してしまうから問題である。

汚染水対策には、実験の段階であるが水を凍結させて氷壁を作り止めるものや、原発の前に地下３０ｍの壁を掘り下げて止めるというものがおこなわれている 。米国の対策も参考に議論に議論を重ねて行動すればトラブルは防げるが目安で行動すればするほどトラブルは絶えないと思う。慌てる乞食は貰いが少ないの喩え。