ブログ仙岩

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汚染水外洋流出不安へ対応

2013-11-08 09:03:03 | 日記
10/28楢葉福島復興本社での記者会見で、小野所長は時間がかかるが排出先を海ではなく、港湾内にする考えを明らかにした。

その理由は10月の大雨で、ストロンチウムなどタンク近くで、14万Bq/Lが検出、海洋150mの地点でも2500Bq/Lが検出していた。また、タンク周辺の排水溝にはふたがなく、あふれた汚染水の土壌も流出した可能性が高いと説明した。

しかし、排水溝を港湾内に変えても、放射性物質が流出していることに変わりなく、フェンスで拡散抑止効果はあるが、港湾内の44%海水は港湾外と入れ替わること推定されている。汚染物質が外洋に流出していることは明らかである。

安倍総理は港湾内で汚染物質はコントロールされれている。東京五輪招致で名言することは当然で、パーヘクトにコントロールとは言っていない。これ以降、福島は大丈夫なのか、東京は大丈夫なのかと海外の隅々からの目が届き、政府もようやく重い腰を上げ、汚染水対策や廃炉に向けて表舞台に出ることを表明した。昨日、IAEA専門家がいわき小名浜港から船で原発周辺の海洋モニタリングの採水方法を確認し問題ないと発言した。海外の不安材料を取り除くいい手法であった。