ブログ仙岩

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汚染水海洋流出の懸念は現実に

2013-11-06 10:52:24 | 日記
東電が8/3エリアH3のタンクから1800Bq/L計測発表が全世界に伝わった。田中規制委長は外国人記者会見でβ線が多いと説明していたが、五輪の東京は大丈夫かと誤解を生んだ。その後も、再測定で2200Bq/Lと発表した東電はようやくβ線とγ線を区別して5日から発表した。

官房長官も国が汚染水問題に関与を強化する考えから具体策検討に乗り出す。
また、汚染水の海洋流出は必要であると規制委が認めている。が、東電は2011年当初汚染水流出が発覚、薬剤で食い止めてもその後データに大きな変化は見れない。しかし、東電は2012年は大きく下がっていると流出を認めない。

しかし、今年6/19、2号機建屋海側井戸水からストロンチウム1000Bq/Lとトリチウム50万Bq/Lが検出、海水の濃度が上がっていた。7/22になってようやく東電は地下水から海洋に流出していることを認めた。が、結果から、気象庁の警告を無視して流出を認めず、ようやく今年になって認めてはまたまた流出対策が後手に回ってしまった。人手不足と言えばそれまでだが、一部のデータからの判断では無理で隠ぺいのそしりは免れない。