いわき市県水産会館で10/30開かれた県漁協組合長会議で東電の担当者が雨水対策の現状を説明した。
地下水のバイパス全12か所で採取した水にはストロンチウム90などβ線を出す放射性物質はいずれも基準値以下だった。だが、くみ上げた水を海へ流すバイパスは実現していない。それで、原子炉建屋前で地下水をくみ上げ放出する計画は漁民から理解されていない。
更に、地下水バイパスで10/15採取の水からトリチウムが680Bq/L検出された。このトリチウムは放出水の法定基準値は60,000Bq/Lで、セシウム134の60Bq/L、137の90Bq/Lよりはるかに高い。福島の沸騰型は22兆Bq/年、九電玄海原発の加圧水型は22年に100兆Bq/年放出していた。
昨日も記したが多核種除去設備(ALPS)ではトリチウムが除去されないから放出は問題だと。しかし、水に近いトリチウムは福島で放出基準値を決めて放出することを規制委は認めている。自然拡散で魚の汚染測定に任せるという考えのようだ。
地下水のバイパス全12か所で採取した水にはストロンチウム90などβ線を出す放射性物質はいずれも基準値以下だった。だが、くみ上げた水を海へ流すバイパスは実現していない。それで、原子炉建屋前で地下水をくみ上げ放出する計画は漁民から理解されていない。
更に、地下水バイパスで10/15採取の水からトリチウムが680Bq/L検出された。このトリチウムは放出水の法定基準値は60,000Bq/Lで、セシウム134の60Bq/L、137の90Bq/Lよりはるかに高い。福島の沸騰型は22兆Bq/年、九電玄海原発の加圧水型は22年に100兆Bq/年放出していた。
昨日も記したが多核種除去設備(ALPS)ではトリチウムが除去されないから放出は問題だと。しかし、水に近いトリチウムは福島で放出基準値を決めて放出することを規制委は認めている。自然拡散で魚の汚染測定に任せるという考えのようだ。