ブログ仙岩

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島倉千代子3日前の録音に感動

2013-11-15 10:11:32 | 日記
14日の昨夜NHK7時のニュースで、死亡3日前の録音を聞いて、最期まで歌一筋に生きた島倉千代子さんに感動した。

11/8に亡くなった島倉さんは今月の今日15日の録音予定が待てないということから、急きょ5日に3年前からの肝臓がんで入院を5日に自宅に戻り、リビングを特設スタジオにして、南こうせつ「からたちの小径」を録音したものが、昨日の告別式で流された。

「この世の花」「りんどう峠」「東京だよおっかさん」そして「人生いろいろ」と紅白連続30回出場など数々の履歴は歌一筋の素晴らしい人生でも、私生活は波乱万丈であったとう。愛のさざなみのようなリズム歌謡が大好きである。

1938年東京で、警察官の父と厳格な母の4女として生まれ、16才で「この世の花」でデビュー、23才ファンの投げたテープで失明寸前までのケガ、25才で父と死別、阪神藤木勝巳と結婚したことは、知らず妻から聞いたが5年で破局。34歳で母と死別。
37歳で知人などの連帯保証人で借財10億とも、細木数子の後見で、借財は増え別れてからすっきりしたようであったという。

昭和の歌姫の生の声が聴けないのが残念だが、これも時の流れ、完璧主義者の75歳の島倉さんが最後の録音にまで人生いろいろを見せてくれてありがとうございます。感謝です。ご冥福をお祈りいたします。