トーキョーよるヒルズの高木新平さん

1987年富山県生まれ早稲田大卒、博報堂退社してコニュニティモデルのためのシェアハウス「トーキョーよるヒルズ」や解放集団を立ち上げた高木新平さんのことである。

シェアハウスは同じ境遇の仲間が一軒屋やマンションの一室を複数人で借り空間や家具など共有しながら共同生活することである。
六本木のシェアハウスの家賃29万円を5人で生活しており、一人おおよそ6万円で東京の端っこに住む値段で都心のど真ん中に住め、生活コストもかからない生活ができる。雑魚寝で、女性が一人別部屋で寝起き、リビングは外部者にも開かれており、テレビや本は共有で議論の場でもあり、一人になりたいときは外の喫茶店で過ごすスタイルという。シェアハウスは閉鎖的な家庭と違って、開放的でイベントを開いたり、誰かを泊めたりと絶えず外部と新鮮な人間関係が循環している。

退社した理由は3.11での報道は死者何百人とかで違和感を持ち、一人一人に人生があった筈公表個人のリストをもとに墓標のウェブを立ち上げようと提案したら拒否され、震災では国や自治体が国民の生活を守れず、有事には自分で自治していくしかないとわかり退社し、2ヶ月前からシェアハウスを立ち上げた。

しかし、同じ世代での生活ではライフスタイルの変化でヒルズも解散したが、国と個人という思考自体20世紀的で、世代間交流例えば10代～60代の5,6人で生活してみたいと考えている。が、大阪よるヒルズなど地方でやりたい人が沢山いたが、会社を辞めて始める訳でないので断ったという。団塊の世代は国対個人の二元論、僕ら「生卵を壁にぶつけて割れ」の発想で生きる活動そのものを楽しむことである。