ブログ仙岩

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曽野綾子曰く本当の絆と権利の行使

2013-11-10 09:58:16 | 日記
損得で物事を考え行動する藤木相元氏には大変違和感がある、が、反対に損をする人生を考える曽野綾子氏には共鳴することが多い。

金スマでも放映していたが、二人が生死をさまよう中で相手を死に追いやることやエチオピア援助に子供用パーティードレスがあったが、自分のいらないものでも送ったという満足の心理はいかがなものかと、私も人様に上げるときは自分が要らないものでなく、大切なものを上げなさいと親から言われて育ったが。

絆という古い言葉が、震災以来マスコミなどで持てはやされた。いい大人が改めて絆の大切さが分かったと言う言葉を耳にするとしらけるた気持ちになる。昔は震災や火事に遭遇すれば親戚や親しい知人宅に逃げ込んだもので、政府が救済の手を差しのべることは一切なかった。震災で絆の大切さ知ったことはいかに本人が与えられることに甘んじて、与えることをしていなかったということである。

赤穂浪士のように数年忍従して命を差し出すことが本当の絆であり、一時の親切は誰にでもできるが、身内に生涯かけて尽くすことは困難で意味がある絆と言える。

また、野田聖子議員が体外受精で授かった真輝ちゃんは障害で何回も手術を受けた「愛するわが子と411日~」ドキュメンタリーで視聴率15%とかで、インタビューで野田総理より国に真輝は貢献したという。そして、高額医療費は国が助けてくれる皆さんと同じものという。日教組の言う当然の権利ということと全く同じことで、税金を負担している国民への配慮が全く欠けている。こんな人間が増えたから日本経済が行き詰まったと。