総合運動公園の真ん中あたりに、ケヤキが数十本、格子状に植えてある広場があります。どの木も生育がそれほどよくないので、この公園に来たときには「何かいないか」と見て回っています。
4日ほど前、今年になって枯れたばかりでまだ枯葉がついているケヤキの幹や枝の上を、アリより大きめの虫がせわしく動き回っているのに気づきました。近づいてよく見ると、前胸部の赤が目立つクビアカトラカミキリで、小さくて、せわしく動き回るのでなかなか写真が撮れませんでした。
クビアカトラカミキリは、大きさ9~13mmの小さなカミキリムシで、夏の晴れて気温が高い日の午後、広葉樹の新鮮な枯木や伐採木によく集まるようです。
《立ち枯れしたばかりのケヤキ 2019/06/25》
《立ち枯れしたばかりのケヤキ 2019/06/25》
《立ち枯れしたばかりのケヤキの幹の上を動き回るクビアカトラカミキリ 2019/06/25》
《立ち枯れしたばかりのケヤキの幹の上を動き回るクビアカトラカミキリ 2019/06/25》