猿倉山中腹の林の中にあるキャンプ場の炊事棟で、シャクガの仲間の蛾が翅をたてて梁にとまっていました。帰宅後、撮った写真の蛾を『蛾の生態標本図鑑』などの生態写真と比べ、ウストビモンナミシャクにたどりつきました。
同図鑑によると、ウストビモンナミシャクは、年に2化、6~10月各地に普通。幼虫の寄主植物は、イワガラミ、ヤマブドウなど。前翅頂には明瞭な茶褐色の紋。
(数日後も同じポーズでとまっていたことから、この蛾は既に死んでいたことがわかりました。)
《炊事棟の梁にとまるウストビモンナミシャク 2021/10/18》
《炊事棟の梁にとまるウストビモンナミシャク 2021/10/18》
《炊事棟の梁にとまるウストビモンナミシャク 2021/10/18》