庭のハクサイの葉に、ワタヘリクロノメイガがとまっていました。尾端の毛塊が発達しているので、♂です。
ワタヘリクロノメイガは、翅の中央が白色、周囲が黒色の帯で縁どられた小さなガ。翅の白色部分は半透明になっています。幼虫の食餌植物はワタやアオイ(アオイ科)、ウリ(ウリ科)など。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/ワタヘリクロノメイガ』2021/10/07参照)
我が家の庭では、緑のカーテンのゴーヤ(ウリ科)が被害に遭い、テラスには細かな糞がたくさん落ちてくるので、毎朝箒で掃いています。
《庭のハクサイの葉にとまっていたワタヘリクロノメイガ♂ 2021/10/05》
《庭のハクサイの葉にとまっていたワタヘリクロノメイガ♂ 2021/10/05》
※ 北日本新聞朝刊(2021/10/07)に、人と自然が共存する「里山」を長年撮り続けてきた写真家今森光彦さんが紹介されていました。佐川美術館で9月5日まで開催されていた『今森光彦展/いのちめぐる水のふるさと』は、里山の暮らしを軸に、1本のはさみから生まれる精緻な切り絵と、琵琶湖周辺の自然を捉えた写真が並んでいたそうです。
今森さんは、「撮影は…やればやるほど身が軽くなる。天気のいい日に家にいると、いまだに罪悪感がある」、「昆虫採集は感性の栄養」などとと語られています。
《北日本新聞朝刊(2021/10/07)》