猿倉山に出かけたら、できるだけ建物の壁面などをチェックするようにしています(そうとう怪しい人物に見えるかも知れません)。
この日、中腹の林の中にあるキャンプ場の炊事棟(2棟あります)では、何種類かの蛾が見つかりました。
なかでも、炊事棟のコンクリートの調理台にとまっていたヒメヤママユにはギョッとしました。大きいのです。しかも、蛾嫌いの私でも綺麗と思いました。触角が羽毛状なので、♂です。私にとっては、初見の蛾でした。
ヒメヤママユは、秋深くに現れる、オリーブ褐色の翅を持った大きな蛾です。4枚の翅に一つずつ眼状紋があります。灯火に飛んできます。幼虫は、サクラ、クリ、クヌギ、ケヤキなど、いろいろな樹木の葉を食べます。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/昆虫図鑑/ヒメヤママユ』2021/10/17参照)
《ヒメヤママユのいた炊事棟 2021/10/15》
《調理台にとまっていたヒメヤママユ♂ 2021/10/15》
《調理台にとまっていたヒメヤママユ♂ 2021/10/15》
《調理台にとまっていたヒメヤママユ♂(気づいた時の状況) 2021/10/15》