朝陽のあたったトイレのコンクリート目隠し壁に、アカタテハがとまっていました。暖かいのか、アカタテハだけでなく、アキアカネなどの虫たちもとまって陽を浴びています。
アカタテハの「成虫は年に数回発生し、早春から晩秋まで見られるが、個体数は夏に少なく秋に多い。冬は成虫で越冬するため、早春に見られる越冬個体は翅の一部が欠けているものも多い。不規則な軌道を描きながら速く飛ぶ。花にも吸蜜に訪れるが、秋が深まった頃には、サザンカの花に訪れたり、カキノキの下で、熟して落ちた果実から汁を吸ったりする姿が見かけられる。花や腐果だけでなく獣糞や樹液にも頻繁に集まる。…幼虫の食草は、カラムシ、ヤブマオ…などのイラクサ植物である」(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/アカタテハ』2021/10/30)。
写真の蝶は、きれいな翅をしていますが、これから過酷な冬を越し、来年の春には傷んだ翅で姿を見せてくれるでしょう。
《朝陽の当たるコンクリートの壁にとまるアカタテハ 2021/10/29》
《朝陽の当たるコンクリートの壁にとまるアカタテハ 2021/10/29》
《朝陽の当たるコンクリートの壁にとまるアカタテハ 2021/10/29》