ウスバカマキリを探そうと、神通川左岸の河川敷に設けられた歩行者・自転車専用の遊歩道を歩きました。ウスバカマキリは見つからず、見つかったのはコカマキリとオオカマキリ。
しかし、黒くて大きな甲虫が道をよこぎりました。マイマイカブリです。
マイマイカブリは、カタツムリを食べる大型の甲虫で、成虫・幼虫ともにカタツムリに頭を突っ込んで食べます。(カタツムリ類が主食ですが、他の虫やミミズなども食べます。)
マイマイカブリの仲間は全国に広く分布しますが、翅が退化して飛べないため、地域によって遺伝的に特化し、現在国内で7亜種に分けられています。
ヒメマイマイカブリは、本州(関東・中部地方)に分布し、頭部と胸部が紫藍色をしていることや、上翅先端の突起が短いことなどが特徴だそうです。(ウェブサイト『虫ナビ/ヒメマイマイカブリ』2021/11/09参照)
なお、このマイマイカブリは、私としては例外的に持ち帰りました。カタツムリの殻に頭部を突っこんで食べる様子が、「マイマイ(カタツムリ)をかぶっている」ように見えることから名づけられたといわれているので、その様子を写真に撮りたいのです。うかくいきますかどうか…。
《河川敷に設けられた遊歩道を横切るヒメマイマイカブリ 2021/11/08》
《河川敷に設けられた遊歩道を横切るヒメマイマイカブリ 2021/11/08》