紅葉を楽しもうと、「高原好き」の妻と有峰湖まで数年ぶりにドライブ。道路の改良が進み、走りやすくなっています。天気はよかったのですが、紅葉は終盤でした。
立ち寄った公衆便所は、越冬のため集まってきたカメムシが窓ガラスなどにびっしりとまり、虫嫌いの人は使用できないのではと思うほどでした。1㎝ほどの小さなスコットカメムシがほとんどで、少しクサギカメムシが混じっていました。
スコットカメムシは、光沢のある銅褐色で、背中の真ん中に白斑がある小さなカメムシ。翅が長く、先端は腹部よりも突き出るのが特徴。山地で見られ、ケンポナシ、ヤマハンノキ、ミズナラ、ブナなどいろいろな樹木につきます。
冬には、樹皮下などで集団越冬しますが、越冬するため人家などにも侵入します。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/昆虫図鑑/スコットカメムシ』2021/11/09参照)
この光景を見て、2017/11/06のこのブログで紹介した「スコットカメムシ(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯)」を思い出しました。このときは、臨時派出所のお巡りさんが、上部1/3ほどを逆さに嵌め込んだペットボトルに、冬越しのために派出所に入ってくるカメムシを捕まえている姿が印象的でした。
《スコットカメムシが集まってきていた陽当たりのいい公衆便所 2021/11/04》
《陽当たりのいい公衆便所に集まってきていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《陽当たりのいい公衆便所に集まってきていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《陽当たりのいい公衆便所に集まってきていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《陽当たりのいい公衆便所に集まってきていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《公衆便所の窓ガラスにびっしりとまっていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《公衆便所の窓ガラスにびっしりとまっていたスコットカメムシ 2021/11/04》
《有峰湖から望む薬師岳(標高2,926m)(手前は宝来島) 2021/11/04》
《湖周道路から望む薬師岳(標高2,926m) 2021/11/04》