朝陽のあたるコンクリートの塀の上で、セグロアシナガバチが1匹、動き回ったり翅を震わせたりしていました。顔が白っぽいので、♂です。
セグロアシナガバチは、体長21~26mm。日本産のアシナガバチの中では最大の種類。市街地で最も普通に見られ、4月中旬頃から人家の軒下や木の枝などに巣を作ります。働きバチの羽化は5月下旬~7月、♂と新女王は7月下旬~9月に羽化。(ウェブサイト『都市のスズメバチ/アシナガバチ事典』2021/11/01参照)
セグロアシナガバチの♂♀の違いについては、ウェブサイト『京都九条山の自然観察日記/セグロアシナガバチ雌雄の違い』2021/11/01に次のようにまとめられていました。
・雄の顔は白っぽい(灰色)。
・雄の体は黒っぽい。
・雄の腹は,雌より1節多い(7節)。
・雄の触覚は,雌より1節多い(13節)。
・雄の触覚はとがっている。
・雄は刺さない。
《コンクリートの塀の上のセグロアシナガバチ♂ 2021/10/30》
《コンクリートの塀の上のセグロアシナガバチ♂ 2021/10/30》
《コンクリートの塀の上のセグロアシナガバチ♂ 2021/10/30》