このブログでは、記録に残す意味から、ある程度詳しい地名を載せていましたが、ギフチョウなど無闇に乱獲される恐れのある昆虫などについては市町村単位の地名にします。県外ナンバーの採集者をよく見かけるからです。
ギフチョウは、ふつう食草の新葉の葉裏に産卵しますが、この日に見かけた卵は、ヒメカンアオイ?の新葉の表に産み付けられていました。新葉の表に卵が産み付けられているのを見たのは、これが初めてです。近くでいくつかのヒメカンアオイを調べましたが、ギフチョウの卵は見つかりませんでした。
ギフチョウの産卵については、『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅰ)』によると。「食草の新葉の葉裏に数卵~十数卵、ときに20卵以上をまとめて産付。稀に葉上、越冬葉、周辺の植物にも産卵する」そうです。
《ヒメカンアオイ?の新葉の表に産み付けられていギフチョウの卵 2022/04/28》
《ヒメカンアオイ?の新葉の表に産み付けられていギフチョウの卵 2022/04/28》