この日は、久しぶりに庵谷峠方面に行こうと国道41号線を南下しました。道の駅細入(飛越ふれあい物産センター「林林」)を過ぎて右折しようとしたら、通行止め。仕方がないので、そのまま少し進んで、猪谷川を右折し「常虹の滝」を目指すことにしました。
国道から細くて急な道を入ってすぐのところに駐車場があり、そこから歩きです。シャガの花が斜面に満開の新緑の道を歩いていると、アザミの葉の上に棘だらけのヒョウモンチョウの幼虫がとまっていました。黒色に2本の背線、頭のすぐ後ろ(前胸)の突起が特別に長いのでミドリヒョウモンの幼虫です。
ミドリヒョウモン幼虫の食草はスミレ類ですが、食草から離れて周りの植物の上で休む習性があるようです。
《食草から離れてアザミの葉の上で休むミドリヒョウモンの幼虫 2022/05/02》
《食草から離れてアザミの葉の上で休むミドリヒョウモンの幼虫 2022/05/02》
《斜面の木陰に咲くシャガの花 2022/05/02》
「常虹の滝」は、神通川の支流、猪谷川下流にある滝です。ウェブサイト『じゃらん/常虹の滝』では、次のように説明されていました。
「右手に蛇歯見(じゃばみ)の滝、その下に五色の滝、正面に二筋の夫婦(めおと)滝、その上に大滝(不動滝)があります。朝に虹がたつことから、これらの五筋の滝の総称として常虹の滝とよんでいます。
※現在、滝への遊歩道は封鎖されておりますのでご注意ください。
※駐車場2箇所あり。(駐車場から少し歩くと、左脇に滝に繋がる階段があります。)」
《常虹の滝のあたりから眺める新緑の猪谷川 2022/05/02》
《常虹の滝 2022/05/02》