やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ニホンザル(糞)(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-05-06 04:12:41 | 哺乳類

尾籠な話になりますが、今回はニホンザルの「糞」についてです。

公園の駐車場に若葉が散らばっており、ニホンザルのものと思われる真新しい糞が一つ落ちていました。

『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』には、ニホンザルの糞について、こう説明されています。
「サルのフィールドサインで目にしやすいのはフンだろう。フンは基本的にはいくつかの節に分かれた「モスラの幼虫」形だ。ただし、季節や食べ物により色や形にバリエーションがある。例えば、冬季は、冬芽や樹皮を多く食べていて、フンは茶色っぽく三角のおむすびを並べた形。春夏に新芽や若葉を食べると、フンは緑色でやわらかく、節目がわかりにくいソーセージ状。…。フンは…林道の路肩部分、…、岩の上…などでよく見つかる。このような場所は見晴らしがよく、群れが休息に利用する場所のひとつだ。」

ニホンザルの糞については、以前(2019/06/26)、「上高地での糞踏んづけ始末記」をこのブログに次のように投稿しています。
「…河童橋を渡って梓川右岸の道を田代池方面に向かって散策。湿地に設けられた木道を歩いていると、握りこぶし大の踏みつぶされた糞が数mおきに数個落ちていました。…その後、数か所でニホンザルの群れに出会い、ニホンザルが残したばかりの糞も目にしました。この時期の糞は、水分の多い若葉ばかり食べているせいか、緑色で軟らかく、(匂いを除けば)まるで「バジルペースト」のようでした。…。
翌日、梓川の右岸を河童橋から岳沢湿地まで往復したとき、同行者がサルの糞を踏んでいたことに気づきました。近くの谷川で何度も洗い、ホテルに戻ってから洗剤を使い歯ブラシで洗ったうえ消臭剤をかけましたが、匂いはまだ残っていたようです。」 

「#自然観察 #ニホンザル #糞」で投稿しようとしたところ、「タグ名:糞は、受け付けられません」とのメッセージで投稿が受け付けられませんでした。ところが、タイトルの(糞)は問題ないのです。(言い争っても)仕方がないので、タグ名を「ドロッピング」にして投稿しました。


《散らばったサクラの若葉とともに落ちていたニホンザルの新鮮な糞 2022/05/02》


《散らばったサクラの若葉とともに落ちていたニホンザルの新鮮な糞 2022/05/02》

コメント (1)
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