数十年ぶりに訪れるファミリーパークです。富山市の「とほ活」に登録した妻から、ファミリーパークでいっぱい歩きたいと誘われての利用です。(ちなみに、この日の私の歩数は、8,435歩でした。)
ファミリーパークは、1970年代から1980年代にかけ、その建設計画に対して呉羽丘陵の自然を守ろうという市民運動が大きな社会問題になった動物公園です。今では、ウエブサイトで調べても、「呉羽丘陵の自然を守る」という活動があったことは、まったく出てきません。
訪れたファミリーパークは、1984年に開園して以来40年近い年月がたち、落ち着いた動物公園になっていました。私のように展示動物ではない「生きもの」好きにとっては毎週のように訪れても楽しめそうな場所でした。
第1駐車場に車をとめ、西口(無料入口)から入園、六泉池沿いに設けられた木道を東口(有料入口)に向かいます。平日なので幼稚園(または保育園)の団体利用が目立ちます。
木道の上にハチが死んでいるのに、妻が気づきました。キイロスズメバチで、それほど傷んでいません。今の時期だと、1匹で巣作りに励んでいる女王バチのように思えます。どうして死んだのでしょうか?寿命でないことは確かです。
ウェブサイト『都市のスズメバチ/キイロスズメバチ』によると、キイロスズメバチは5月上旬には営巣を開始し11月一杯まで活動。働きバチは6月より羽化し、活動の最盛期には1000頭を越えます。オスバチ,新女王バチは9月~11月に羽化します。(昔、ハチに詳しいN氏から、ろくに実物を見ないでスズメバチの女王バチだと断定され少し驚いたことがありますが、こういうことが時期によっては可能なことがわかります。)
《木道の上で死んでいたキイロスズメバチ 2022/05/20》
《木道の上で死んでいたキイロスズメバチ 2022/05/20》
《木道の上で死んでいたキイロスズメバチ 2022/05/20》