呉羽山の稜線に設けられた車道を歩きました。建設後かなり年数がたっていること、1車線の狭い車道でありことから、見晴らしのために伐開されたところを除いてほとんどの場所が鬱閉していて直接陽が差し込みません。
ところどころにあるスポット的な陽当たりの一つに、クロアゲハやモンキアゲハ、ダイミョウセセリがやってきていました。ダイミョウセセリは縄張りにしており、クロアゲハとモンキアゲハは蝶道の一部として頻繁に行き来しています。
モンキアゲハは飛びっぱなしでとまりませんでしたが、クロアゲハは日の当たったヒメアオキでときどき翅を休めていました。
クロアゲハはオナガアゲハとよく似ていますが、尾状突起が短いので見分けられます。
《陽当たりスポットで翅を休めるクロアゲハ 2022/05/25》
《陽当たりスポットで翅を休めるクロアゲハ 2022/05/25》
参考に、以前(2016/08/07)、岐阜県鍋平高原で撮ったオナガアゲハの写真を載せます。クロアゲハに比べると尾状突起が長いのがわかります。
《木陰に翅を休めるオナガアゲハ 2016/08/07》