ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

老いてもなお虚勢 張る?

2016-12-13 06:09:34 | 世相
 いつものようにゴミ拾いの七つ道具を持って信号待ちをしていると、一人の老人が声をかけてきました。

「ご苦労さん。タバコの吸い殻とイヌの糞だらけで大変でしょう? 
いつもそんなのばっかりで嫌になる。」改めて顔を見ると私よりやや年配で、タバコとライターを手にしていました。

「そうですねぇ、意外にマスクも多いですよ、最近は」と返したのですが・・・。
「いつも同じところに同じようにポイ捨てだ。同じ奴がやっていると直ぐに分る。ハッキリ言って、すごく腹が立つねぇ」と続けてきました。

「まぁ、そうですねぇ。」
「いつも思うんだが、現場に居合わせでもしたら絶対注意してやるのに・・・絶対にだ。」
「まぁ、ポイ捨てするのが憚られるよう、精々キレイにしておくのが一番ですよ。淡々と黙ってやるだけです。・・・ゴミ拾い、やっておられるんですか?」
一瞬間が空いて、「3年ぐらい・・・」と返ってきたのですが、そのまま無言で離れて行きました。

 まさかこんな質問をされようとは、・・・どうやら不意を突かれたらしいのです。どう考えてもせいぜい3ヵ月ぐらいの経験が関の山。とても3年の経験者が言う言葉とは思えませんでした。

「高がゴミ拾い。こんなことにも経験年数に拘る人がいる! 
すでに隠居した身なのに、経験に下駄をはかせる意味ってあるのだろうか?」
ついエラそうに、こんなことを思ってしまいました。



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コメント (4)
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