ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

災いは元から断たなきゃダメ!

2016-12-06 07:29:23 | 自分史
 アルコールの正体を知らないとどんな結末を迎えるのか?
 手の振戦からアルコール依存症と診断されたのは私が45歳11ヵ月の時です。それ以来、会社にバレて失職しないようチマチマした小細工を何かと試みました。できるだけ酒から距離をおこうと、休日には西国三十三ヵ所巡礼を原則歩きで始めてもみました。一日20~40km歩く苦行を3巡以上重ねても、アルコールの魔力はビクともしませんでした。アルコールの毒性は進行性で、次々に身体を蝕み続けました。

 長年(20年?)の飲酒習慣が祟り、高血圧、糖尿病、高脂血症を次々に発症し、ついには53歳で不安定狭心症にもなってしまったのです。それでも酒を止めようとせず、アル中定番の立飲み屋通いも始まりました。いや正確に言うと、酒がどうにも止まらなかったというのが正直なところです。これらの生活習慣病の原因がアルコールなどとは思いもしなかったからでした。

 こうなったら後は一本道です。休日には公園で “朝から飲酒” が始まりました。そして、定年退職後は文字通り家で “朝から飲酒” となって、1年半で生ける屍寸前まで行ってしまったのです。辛うじて定年退職まで会社勤めを続けられたのは、生きている内に何としてでも片付けなければならない宿題を背負っていたからでした。重い宿題が生きる意欲となっていたなんて、こんな皮肉な幸運も現実にはあるのです。

 今回は、昨年の同時期に投稿した記事の再掲です。アルコール依存症の本質を知ろうとしないまま、断酒もせずにいくら取り繕うとしても無駄という実例です。


続々 飲み方が異常となった転機
 飲み方の異常というのは、“飲み出したら止まらない”といった酒量の多さも問題ですが、TPO(時と場所、場合)を弁えずに飲酒してしまうことの方が遥かに重要です。“朝酒” や “隠れ酒......


続 飲み方が異常となった転機」も是非ご参照ください。


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