ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

妙な日 ― 禍福は糾える縄の如し(その1)

2018-02-20 06:22:12 | 雑感
 その日は半年に1回のステント留置後経過観察のため、尼崎にある県立病院の循環器内科を受診する日でした。うまいこと事が進んだら、元町にあるアルコール依存症専門クリニックと、三宮で昼過ぎにあるAAのミーティングの両方をハシゴできると目論んでいました。

 診察の予約が9時で、診察前に運動負荷心電図検査があるので8時半前には病院に着いていなければなりません。病院までは1時間強かかるので、十分な時間的ゆとりを見込んで7時には家を出ました。

 道すがらのゴミ拾いはナシで行こうと決めていたのですが、歩き始めて2分も経たたない内に白いテッシュを丸めたのや、アルミ箔に大盛りの野良猫用の餌やらが道端に落ちているのが目に止まりました。こうなったら条件反射みたいなものです。思わずこれを素手で拾ってしまい、近くにあるパイプラインのゴミの投入口まで持って行くハメになりました。

 ゴミの投入口を開けるには鍵が必要で、ズボンのポケットからキーホルダーを取り出そうとして初めて小銭入れを忘れていたことに気付きました。小銭入れはキーホルダーと一緒にいつもズボンのポケットに入れることにしています。出かける前にちゃんと点検したつもりだったので、少なからず動揺してしまいました。ゴミ拾いのクセがなかったら、そのまま暢気に駅まで歩いていたことでしょう。

 小銭入れなしでは、ジャラ銭をそのままポケットに入れることになり、下手をすれば小銭を落としかねません。それで仕方なく家に戻って出直すことにしました。家に戻る途中、新たにビールの空き缶も見つかり、やれやれこれについても処分するハメになりました。こんなのはしょっちゅうなので最近はめげません。

 こんなことで10分ほど時間をロスしました。もし小銭入れを忘れたのに気付くのが最寄りの駅に着いてからだったとしたら、さすがにもっと取り乱していたかもしれません。時間のロスがまだこの程度で済んで良かったと、まさにゴミ拾い様々の気分でした。

 それにしても大正解だったのは時間に十分ゆとりがあったことで、病院には予定通りの8時半前に着くことができました。ただ、時間がらみのこの手のことは、まだありそうという嫌な予感はありましたが・・・。
(この項つづく)



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