ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

新しい手口のイヤガラセ?

2018-03-27 06:51:39 | 世相
 AAの仲間、Y氏は神戸の湊川界隈に住んでいます。車道と歩道の間に人工の せせらぎ を作って人々の癒やしの場としているなど、住みやすくて良いところだとY氏は自慢げです。そんな住宅街で先週、可笑しな事件が真っ昼間にあったそうなのです。

 Y氏が偶々、外に出てみると、
「辺り一面、小さな白い花吹雪のようなモノが一杯散らかっていたんだよ。晴れて少し風の強い日だったもんで、風に吹かれて道やら、溝やら、家の隙間やら、そこら中一杯サ。」
聞けば、明らかにシュレッダーで細断した小さな四角形の紙片で、舞台の小道具に使う紙吹雪のようだったと話してくれました。

「自宅前だけは掃除したんだけど、道の隅っこや溝、植え込みの陰などまでは手が回らない。しかも、どこから飛んできたのかさえわからない。そんなもんで、どこの家も泣き寝入りの放ったらかしヨ。」
広い範囲に散らかった紙吹雪は手の付けようもなく、風に吹かれてヒラヒラ飛び広がるばかりだったそうです。

 これには心底吃驚しました。実は私も、定番のゴミ拾いコースで全く同じような事件に出くわしたばかりでした。しかもY氏と同じ日だったのです。

 私の場合は運が良く、紙吹雪の入った小型のレジ袋が近くに落ちていたのを偶々見つけたので元を絶つことができました。それでもすでに拡散した紙片については、最早手の付けようがありませんでした。まさか、同一犯ではないでしょうが・・・。

 手口は、細かな紙片を入れたレジ袋を口の開いたままさりげなく落としたという塩梅で、中身が細かな紙片でなかったら誰にも不審がられはしないでしょう。明らかに、人の慌てぶりを見て喜ぶ悪質なイヤガラセでした。

 今までゴミ拾いをしてきて、悪意が込められたイヤガラセを色々経験しています。中でも最悪なのは、皆が通る歩道にこれ見よがしに自分の汚物をひり出して放置する輩や、高い金網フェンスで囲んである国道の緩衝緑地内にワザと同じ空き缶をいくつも放り込んで楽しむ輩でしょうか。いずれも暗い夜間に行った犯行と思われ、人が困惑するのを楽しむ愉快犯の典型的事例だと考えています。

 テロの定義が、社会の秩序を乱して人々を不安・恐怖に陥れるのが目的の暴力とするなら、公共の場へのゴミを使ったイヤガラセも暴力であり、立派なテロだと思います。

 この手の犯行は行為中の現場を押さえるしかなく、隣近所の住民が協力して警戒・監視を強める以外、手の打ちようがありません。願わくは模倣犯が出ないよう、唯々祈るばかりです。



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