ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

元日に見た世相

2019-01-04 06:19:47 | 世相
 元旦の午前6時前にヴェランダに出てみると、日の出を待つ南東の空に三日月と明けの明星が連れ添って輝いていました。これは縁起がいいと、例年通り歩いて初詣に出かけることにしました。

 日の出直前の海沿いの道を往くと、快晴の空が紺色から水色・橙色・朱色へと移ろう素晴らしいグラデーションを見せていました。これだけでも清々しい気分になれ、新年が良き年になる縁起の良さを一層感じさせてくれました。

 神社2カ所の巡拝を終えて自宅マンションに戻ってみると、パイプラインのゴミ投入口辺りに何やら騒がしい気配がありました。見るとカラスがゴミ袋に群がって散らかし放題にしていました。投入口が一時閉鎖となったとき、持ち帰るべきゴミ袋を放置したままの人がいたようです。同じマンションの住民にも、人頼みの他人任せ・無責任が揃った輩がいるのです。

 元日ぐらいはゴミ拾いをしないで過ごそうと秘かに決め、道々無視を決め込んでいたのですが、さすがに地元の惨状に目を瞑ることはできません。見るに見かねて自宅からゴミ拾い道具を持ち出し、サッサと始末するハメとなりました。

 バラバラになった生ゴミも混じっていたので優に10分ぐらいは掛かったでしょうか。せっかくの元日用の決意はあっけなく反故にされましたが、十分スッキリした気分にはなれました。

 お昼前には三宮に向かいました。AAでは元日でもミーティングが開催されます。いつも通りに、三宮の地下道から北野坂に出ました。

 『風見鶏の館』へと続くこの北野坂、普段は小綺麗な街なのですが、真っ昼間にもかかわらずどういうわけか歩道の所々に大きなゴミ袋が山積みされていました。4年以上も通っていて今までこんな光景を見たことがありません。

 いつもなら早朝に済ましてしまうゴミ収集作業を、業者も元日を口実に祝日休業と決め込んだのでしょうか。カラスの餌食となるのは時間の問題と見て取れました。

 案の定、帰り道の所々ではゴミ袋が破られて散らかし放題になっていました。ダイナミズムは多様性のある自由な社会から生まれるとは言われていますが、ゴミだらけの元日となるのも気にしない多様性なら願い下げです。

 正月三が日は区切りを付ける特別な日にすべきと刷り込まれてきた私です。特に元日は、身の回りを少しでも小綺麗にしてハレの日とすべきなのに、最近はハレの意識が薄くなって日常生活の延長としか思えないチグハグな日となってきたようです。これも自分を棚に上げがちな年寄り特有のボヤキでしょうか?



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