甘い期待は外れたときの落差が大きいこと、改めて思い知されました。週1回のゴミ拾いコースにしている、東屋のある公園のことです。
断酒表彰があったため巡回を1回飛ばしして2週間ぶりに訪れたのですが、残念なことに私がゴミ拾いを始めた4年前の光景に戻っていました。
公園は今、便所の建て替え工事中。広場の1/4が工事用フェンスに囲われています。古い便所は取り壊され、その近くにあった桜や楠の大木も既に伐採されて姿が見えません。
工事現場はとかく殺伐としがちです。たとえ工事用フェンスで囲っていたとしても、その周辺もある程度ゴミが散らかるのはやむを得ないと覚悟していました。
東屋のベンチ周りに置きっ放しになっているコーヒーの空き缶は、数こそ5個と少ないものの、内2個は相変わらず吸い殻入れにされていました。ここまではいつもと変わらない光景でした。吸い殻を全部缶から取り出すのに約10分、いつもこれには難渋します。
東屋のある西側入口は工事用フェンスで閉鎖中。西側から公園に入る入口は1つだけになっています。その入口から公園に入ると、広場の北側にベンチが2つ見えます。このベンチ、日当たりがよいので今の季節は人気です。
2つのベンチの内、手前にあるベンチの背凭れ裏にゴミの小山が見えました。ゴミの小山と言っても、1ヵ所に集められていたものが風で吹き散らされた様子でした。
私が興味を持ったのは、そのゴミの内訳でした。
生ゴミは1つもなく、空のスティール缶やアルミ缶、ペットボトル、持ち帰り用プラスチック製コップなど。スティール缶のほとんどがコーン・ポタージュ入りのもので、その数10本ぐらい。500 mL入りのペットボトルも10本以上転がっていました。
他に揚げ物が入っていたらしい空のプラスチック・トレイが串と一緒に3、4個散乱しているぐらい。酒盛りではなく酒ナシ・ノンアルでやった宴会跡といった風情でもありました。
小さなレジ袋も2,3交じっていました。が、これら大量のゴミを一括りで入れていたとは到底思えません。
何度もカラスに突っつかれでもしたのでしょうか、コーン・ポタージュが入っていたスティール缶が破れているのがやたら目に付きました。多くのペットボトルも外側が泥で汚れていました。雨の降った日を思い出し、やはり1週間以上も放ったらかしにされていたものと思われました。
私が片付け作業をしていた間、工事関係者と思われる男性がベンチに腰掛け、昼食を摂りながら素知らぬふりをしていました。私にどう声をかけたものかわからなかったのだと思います。その辺の複雑な気持ちは私にも理解できます。
その後いつも通り公園を一巡したのですが、いつもと違い広場全体も硬いプラスチック容器の破片やタバコの吸い殻が散らかり放題でした。それらを一つひとつ拾って片づけました。
この公園のゴミ拾いの同志には、近所のおばちゃんや老人会、市の委託業者がいて、その他に新人も加わったらしいと安心していたのですが、見事に当てが外れてしまいました。
老人会の方は、清掃用具を入れているプレハブ小屋が工事用フェンスのせいで使いづらくなったため、活動を休止しているのかもしれません。週1回だけ巡回している委託業者の方も、請け負っているのは便所掃除だけということも知り得ました。
作業を終えた帰り道、工事用フェンス越しに広場からいつもと同じ子ども達の歓声が聞こえてきました。私に向けた、せめてもの労いと聞こえたのが幸いでした。
建て替え工事は年明けの1月一杯続きます。手を抜いたら結果は歴然なので、工事期間中は、たとえ私一人でも公園を見守っていくつもりでいます。
ランキングに参加中です。是非、下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますと、その日の順位が表示されます。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ
↓ ↓
断酒表彰があったため巡回を1回飛ばしして2週間ぶりに訪れたのですが、残念なことに私がゴミ拾いを始めた4年前の光景に戻っていました。
公園は今、便所の建て替え工事中。広場の1/4が工事用フェンスに囲われています。古い便所は取り壊され、その近くにあった桜や楠の大木も既に伐採されて姿が見えません。
工事現場はとかく殺伐としがちです。たとえ工事用フェンスで囲っていたとしても、その周辺もある程度ゴミが散らかるのはやむを得ないと覚悟していました。
東屋のベンチ周りに置きっ放しになっているコーヒーの空き缶は、数こそ5個と少ないものの、内2個は相変わらず吸い殻入れにされていました。ここまではいつもと変わらない光景でした。吸い殻を全部缶から取り出すのに約10分、いつもこれには難渋します。
東屋のある西側入口は工事用フェンスで閉鎖中。西側から公園に入る入口は1つだけになっています。その入口から公園に入ると、広場の北側にベンチが2つ見えます。このベンチ、日当たりがよいので今の季節は人気です。
2つのベンチの内、手前にあるベンチの背凭れ裏にゴミの小山が見えました。ゴミの小山と言っても、1ヵ所に集められていたものが風で吹き散らされた様子でした。
私が興味を持ったのは、そのゴミの内訳でした。
生ゴミは1つもなく、空のスティール缶やアルミ缶、ペットボトル、持ち帰り用プラスチック製コップなど。スティール缶のほとんどがコーン・ポタージュ入りのもので、その数10本ぐらい。500 mL入りのペットボトルも10本以上転がっていました。
他に揚げ物が入っていたらしい空のプラスチック・トレイが串と一緒に3、4個散乱しているぐらい。酒盛りではなく酒ナシ・ノンアルでやった宴会跡といった風情でもありました。
小さなレジ袋も2,3交じっていました。が、これら大量のゴミを一括りで入れていたとは到底思えません。
何度もカラスに突っつかれでもしたのでしょうか、コーン・ポタージュが入っていたスティール缶が破れているのがやたら目に付きました。多くのペットボトルも外側が泥で汚れていました。雨の降った日を思い出し、やはり1週間以上も放ったらかしにされていたものと思われました。
私が片付け作業をしていた間、工事関係者と思われる男性がベンチに腰掛け、昼食を摂りながら素知らぬふりをしていました。私にどう声をかけたものかわからなかったのだと思います。その辺の複雑な気持ちは私にも理解できます。
その後いつも通り公園を一巡したのですが、いつもと違い広場全体も硬いプラスチック容器の破片やタバコの吸い殻が散らかり放題でした。それらを一つひとつ拾って片づけました。
この公園のゴミ拾いの同志には、近所のおばちゃんや老人会、市の委託業者がいて、その他に新人も加わったらしいと安心していたのですが、見事に当てが外れてしまいました。
老人会の方は、清掃用具を入れているプレハブ小屋が工事用フェンスのせいで使いづらくなったため、活動を休止しているのかもしれません。週1回だけ巡回している委託業者の方も、請け負っているのは便所掃除だけということも知り得ました。
作業を終えた帰り道、工事用フェンス越しに広場からいつもと同じ子ども達の歓声が聞こえてきました。私に向けた、せめてもの労いと聞こえたのが幸いでした。
建て替え工事は年明けの1月一杯続きます。手を抜いたら結果は歴然なので、工事期間中は、たとえ私一人でも公園を見守っていくつもりでいます。
ランキングに参加中です。是非、下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますと、その日の順位が表示されます。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ
↓ ↓