ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

ゴミ拾いに住民からクレイムが?

2020-03-06 06:07:17 | 世相
 先日、東屋のある公園でゴミ拾いをしていたときのこと。いつものように吸い殻や空き缶などを拾っていたら、公園に面した緑道を南の方から二人連れのご婦人が歩いて来るのが見えました。

 ご婦人たちは、私よりやや年下と思われ、新興宗教の勧誘でもしているような雰囲気がありました。一人が建て替えたばかりの公園のトイレに入ったとき、残ったもう一人の方が私にこう話しかけて来ました。

「いつもありがとうございます。
 道のゴミ拾いって結構むずかしいですよね?」

 何でも、阪神淡路大震災のあった時、彼女は一時期大阪に移り住んだことがあったそうです。

「移った直ぐ近くにマナーの悪い町内がありましてね。
 ガラス瓶の欠片が道に落ちていても放ったらかし。
 そんな道で子ども達が遊んでいたんですよ。
 これじゃアブナイと思って、ゴミ拾いをやったんです。
 そしたら、『よそ者は余計なことをするな!』と、
 そこの住民からクレイムがついて・・・。それで止めることに・・・。」と、彼女。

「それは災難でしたね!
 まぁ、あり得る話で、結構、住民には気を遣いますよね!」
私はそう相づちを打ち、さらに続けて、
「私は原則、歩道のある公道だけ(ゴミ拾いを)やっています。
 路地のような町内の道ではやりません。
 町内のことは町内でやるべき、というのが私の考えなんです。」

「あぁ、やっぱりネ?!」と、彼女。
「ベンチに腰掛けている人の足もとにゴミがあっても、決して小言など言わないことです。
 精々挨拶ぐらいにして、黙ってやることにしています。」

 私の話に十分納得したようで、彼女はこうも言っていました。
「今は、こっちでマンション住まいなんですが、
 住民同士がグループでご近所のゴミ拾いをやっています。」
「それじゃ、おしゃべりに夢中になりませんか?」
「それは多少は・・・、
 だけど住民同士の親睦にもなりますから、いいですよ!」

 そこにトイレに行っていた連れの方が戻って来たので、お二人は再び緑道を歩いて行きました。

 ゴミ拾いに住民からクレイムがつく? 滅多にないことですが、恐らく作業中、腹立ちまぎれに何か呟いていたのかもしれません。私もこの点だけは十分心しています。

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 ついでですが、この公園の建て替えとなった新築トイレについてご紹介しておきます。

 工事計画を見たときは、建坪10数平米と狭かったので一体どんな作りになるのか興味津々でした。が、完成してみたら画期的な構造を持つトイレとなっていました。

 小用便器は廃止して男女それぞれの個室を多機能とし、床下には貯留槽を設けてあって、水道が止まった災害時でもトイレが使用できるよう工夫されています。

 つまり、貯留槽のマンホールの蓋を開けたら災害時の臨時トイレに早変わりするのです。貯留槽には3500人分を溜めることができるそうです。以上、ご参考までに!

この公園とトイレについてはこちら



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